蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブについての報告(2025年下半期)
のつづきだよ〜(印象に残った出来事を半期毎に振り返るブログです)
7月
∞:105期 活動記録 第4話「太陽を目指した背中」
自分は他者の手を借りることを極端に避ける傾向がある
自らの傍若さを恥じており, これ以上他者に迷惑を掛けたくない
その気持ちもあるのだが, 1番の理由は 自分にしかできないことなんてない という事実を受け入れたくないからだ
大抵のことは替えが利くということはわかっている
俳優が不祥事を起こせば代役が立てられるし
有能な社員が去れば別の人材が中途採用されるし
アイドルが卒業すれば他のアイドルに鞍替えするファンが現れる
一個人が何をしようと地球は回っていくわけだ
でも, それでも自分はわがままに 替えが利かない存在になりたい と思ってしまう
だからこそ, 自らの代替性を突き付けてくる手を借りるという行為から逃げているのだ
だが, 自分は何も赤ん坊の頃からこんなことを続けているわけではない
むしろ幼少期の自分は他者の手を借りまくっていたと思う
傍若さも相まって, すぐ誰かに泣きついては利益だけをかすめ取っていく, そんなドブカスだった
何故そういう生き方ができていたのかといえば, 自らを 替えが利かない存在だと思い込んでいた からだ
勉強も運動もてんでダメだった(がまだ本気出してないだけという言い訳を繰り返していた)当時の自分は, 統率者という役割に目を付けた
テストや大会で結果を残せないながらも学級委員や生徒会の活動を行う中で何度か褒められることがあり,「このコミュニティは自分がいなければ成り立たない」とさえ思っていた気がする
そのデカ過ぎる自尊心によって「ある程度の振る舞いは許されるだろう」と, 他者の手を借りることに躊躇がなかったわけだ
そんな自尊心が揺らいだのはいつだったかといえば, とあるチーム競技の大会で 自分抜きでも優勝できた ときだ
大会といっても, 市内で開かれる小規模なものではあったのだが
その大会に出場するチームの一員だった自分は, あろうことか本番を体調不良で欠席し, 替えのメンバーが空き枠に入った
その後, 自分の耳に届いたのは大会優勝の報だった
これが準優勝, あるいはもっと下の順位であればどれだけよかったことか
本気を出せば勝てた
チームメンバーが足を引っ張った
そういった言い訳が一切通じない自分抜きの結果に, 当時は頭を抱えた
いやむしろ, 仮に自分が出場したら優勝を逃していたのではないか?と, たらればで削れていく自尊心
そうして替えが利く存在であることを理解してからの自分は ひとりで成し遂げる ことに執着してきた
どんな些細なことでも他者が介在してしまえばそれは他者の功績になってしまう, という極端な考えによって, チーム活動や2次創作で結果を残しても満足できなくなってしまったわけだ
そんな自分にとって, かちまち(徒町小鈴)は 光 だった

そう, 彼女が抱えていた 何者かになりたい という思いは, まさしく自分が直面しているのと同じものだ
自らの上位互換なんていくらでもいるこの地球で, それでも 僕だけが持っている何か を見つけたい
諦めが悪い彼女はそうやってあの日, 蓮ノ湖でイカダを漕いでいた
今思うとイカダ渡りなんていう奇行に至るまでしらみつぶしにチャレンジを続け, その度に失敗しても挫けなかったということなので, 徒町小鈴という人間の異常な執念が窺える
そんな彼女は蓮ノ空のラブライブ!大会優勝に貢献してもなお, 自らを卑下する癖が抜けていなかった

人によっては彼女ほどの逸材がまだ自らを認められないことに納得できなかったかもしれないが, 自分は彼女の気持ちがよくわかる
そう, 他者の介在である
ラブライブ!大会に1人で出場して優勝を手に入れていれば, かちまちはもっと自信を付けることができただろう
だが104期の蓮ノ空は3ユニット合同の9人で出場した
チーム競技において, 人数というのは増えれば増えるほど1人1人にのしかかる責任は少なくなる
ただしその責任に比例して, 1人1人の功績も少なくなるのだ
つまり, かちまちのラブライブ!大会優勝における功績は少ない, それどころか いてもいなくても結果は変わらなかった と当人が思ってしまった可能性が高いのである
そんな彼女を7月の活動記録で救ったのは, 彼女に救われた人間だった

自らの代替性に苦しむ人間を救えるのは赤の他人だと自分は思う
ユニットの先輩である村野さん(村野さやか)は, きっと常日頃から「あなたのおかげです」とかちまちに感謝の言葉を贈っていることだろう

だが村野さんの言葉では, かちまちが自らを認めることはできなかった
何故なら, その言葉はユニットの先輩としての気遣いの可能性があるからだ
人間, 毎日顔を合わせる他者とは良好な関係を築きたいと思うもので, 褒めることがある種のルーティンとなってくる
ジャックナイフ時代は置いておいて, 村野さんなら尚のこと, かちまちが自らを卑下する度に褒めまくっていたんじゃないだろうか
それでもここまでかちまちが自らを認められなかったのは, それが気遣いでしかないと思ってしまったからなのだろう
つまり, かちまちは村野さんが スクールアイドル徒町小鈴のファン であることを認識できなかったのだ(小三角の2人についても同様である)
であればどうしたら「徒町小鈴は替えが利かない存在である」ということを理解させられるのかといえば, 赤の他人が応援してくれればいい

毎日顔を合わせるメンバーと違って, 本来であれば赤の他人がかちまちを褒める必要は全くない
それどころか, もう2度と合わないからと彼女を誹謗中傷することだってできる
そんな中で, 広実(大道広実)はただ真っ直ぐにスクールアイドル徒町小鈴への愛を語った
以前は「お前の代わりなんていくらでもいる」という声が聴こえてきそうな環境にいたかちまちにとって, その言葉はどれほど信じ難いものだったろう
だが事実として, お前の代わりはいない と言ってくれるファンがいたのだ
しかし, その後の広実の行動も相まって, かちまちはその事実を受け止めることができずに逃げ出してしまった

この気持ちもよくわかる
他者に称賛されようとも「どうせ何もできない自分への気遣いだ」と自らを肯定することができなかった経験が自分にもある
けれどもそれは他者の想いを無下にする行為だ
この地球は才能ある人間で溢れている
それはインターネットの普及によってより可視化され, 才能ある人間を眺めているだけで一生が終わる(しかも全てを観測できるわけではない)くらいには膨大だ
そんな中で才能がない人間をわざわざ見続ける必要なんてない
ない筈なのだ
広実の言葉は付け焼き刃のものではない
才能に溢れた他のスクールアイドルを把握しながらも, それでもかちまちの背中を追いかけてきたファンの言葉だった
それは今まで自らを否定してきたかちまちが背負うにはあまりにも眩しすぎるものだ
だが彼女は願ってしまっていた
何者かになりたい と
だからこそ, 願った責任 を取らなければならない

蓮ノ空をラブライブ!大会優勝に導いた 未完成 な少女に, これからも期待したい
8月
リリィ:105期 活動記録 第5話「眠れる海のお姫様!」

はァ〜〜〜〜〜〜〜〜????????
自分は桂城(桂城泉)のことが 嫌い だった
自らを完璧だと思い込んでいる人間ほど愚かな存在は他にないと思う
完璧とは苦手なものが何一つないことを指す
桂城は全ての学問に精通しているのだろうか
全てのスポーツをマスターしたのだろうか
そんなわけがないだろう
ところがこの手の人間は, 身近な物事をそつなくこなせるだけで完璧超人かのような振る舞いをする
そんなのは 井の中の蛙 でしかないというのに
いや, 悔しいが桂城は完璧に近いとは思う
彼女が結果を残しているプログラミングやフェンシングは身近な物事ではないし, 成長速度は群を抜いている
功績だけ見れば, 彼女はかちまちの完全なる上位互換と言えるわけだ
だが断じて完璧ではない
接戦とはなったものの, ラブライブ!決勝大会では敗北を喫したし
衣装のクオリティでは吟子(百生吟子)に負けるし
With×MEETSでは漢字が読めない
それでもなお「勝負は時の運」だと余裕綽々な態度を崩さない桂城の鼻がへし折られることを, 自分は心のどこかで期待していた
そしてその想いは, 柳田(セラス・柳田・リリエンフェルト)も以前から抱いていたようだ

8月の活動記録では, 桂城が 完璧じゃない ことが判明した
柳田が立てた作戦はことごとく失敗する中で, それとは関係ない肝試しでガチビビリする桂城

萌えやんけ........
そして弱点を知られてしまった彼女は, 余裕なんてなしに本音を語り始めた

このシーン, 当人の口から 寄生 というワードが出たことが意外だった
完璧じゃない生物が取る行動こそが寄生であり, 桂城はハナから自らを完璧だとは思っていなかったのだ
では何故, いつも気丈な振る舞いをしてしまうのか
その答えは, 彼女の過去に隠されていた

桂城泉は 凡人 だった
活動記録, ABYSSの冒頭, たった一文で自分は彼女に引き込まれた
凡人が天才になるためにはどうすればいいか, それは 努力 しかない
才能があったとはいえ, 桂城は努力して努力して, 演劇の世界で結果を残したのだ

何が「大抵のことは上手くいってしまう」だ
それは努力を怠らないから上手くいってるんだ
そんな彼女は, あの日 から変わってしまった

メリーバッドエンドとビターエンドの2択を迫られた桂城は, ビターエンドを選び, 半身を失った
そして, 天才 桂城泉と成り果てた
凡人だった過去からわかるとおり, 彼女は演劇の才能があっただけで他の物事は人並みにこなせる程度だったはずだ
だとすると, どうやって天才になったのか
その答えは, 天才を演じる ことだ
演劇は舞台上で行われることが全てだ
努力を怠っても舞台上で抜きん出た演技をすれば評価されるし, 血の滲むような努力をしても舞台上での演技が拙ければ評価されない
そして桂城は, 努力を見せない ことを選んだ
誰も見ていないところで努力し, 人前ではその成果を発揮する
演劇を辞めたはずの彼女は, そうやって舞台に上がり続けてきたのだ
だが, 彼女の行為は承認欲求から来るものではない
周囲に天才と評されても, 彼女は伽藍堂のままだったのだから
桂城はただ一心に, 間違ってない と思いたかったのかもしれない
演劇の才能があった, いや, 演劇の才能しかなかった彼女にとって, そこに生じてしまったトラウマは筆舌に尽くしがたい痛みだっただろう
しかし, トラウマから, 演劇から距離を置くことは, 凡人だった自らと向き合うことを意味し, あの日, 凡人だから選択を間違えた という可能性に殺されてしまう
だからやめられなかった, 演じることを
自他共に認める天才となることで,「あの日の選択は間違ってない」と自らを肯定しなければ, 生きることさえできなかったから
そんな彼女に手を差し伸べたのが, 柳田だ

「演じるな」だなんて, 桂城は1度も言われたことがなかっただろう
スクールアイドルクラブのメンバーも含めて, 桂城泉が天才であることを疑う人間なんて1人もいなかった
だが柳田は見抜いたのだ, 桂城が天才ではなく 秀才 であることを
自分と同じように, 柳田も彼女の完璧さにイラついていたところはあるだろう
しかし, その振る舞いにはちゃんと想いが籠もっていた
桂城泉を救いたい という想いが

演劇に一生を捧げてきた桂城にとって, 演じることをやめて伽藍堂な自らと向き合う, というのはとても勇気のいることだ
でも今は, 光 が寄り添ってくれている
その光があれば, そして自らの光を見つけ出すことができれば, 彼女の未来だって明るいものになるだろう
9月
ヒャクニチソウ:105期 活動記録 第6話「未来への花」
自分が死んだ後について, 最近はよく考える
前述したとおり, 自分は替えが利かない存在になりたい
実際, 自分が死んだら地球が止まるとまではいかないにしても, この地球に爪痕を残せるくらいの可能性はあると思う
だがその爪痕は, 年月を経て風化していく
誰もが幼少期の出来事を思い出しきれないように, 自分が何かを遺してもいつかは忘れ去られる
その無常さが時折怖くなる
そんな中で, 9月の活動記録は, 少女が 無常 に 抵抗 する話だった

活動記録が描いてきた残酷な現実
その中でも「10年ほど前の大きな催しを皆んなが忘れている」というのは, 自分にとってかなりの衝撃だった
10年, たった10年である
だが自分は, この悲劇をフィクション故の誇張だとは思わない
地元で学生が催したイベントのことを, 自分自身が思い出しきれないからだ
そして思い出せるイベントも自分の意思で参加したものばかりで, 参加しなかった, あるいは当事者意識がなかったイベントはほとんど思い出せない
記憶力なんてのは, 所詮誰もがその程度なのかもしれない
だからこそ, 吟子は 皆んなが当事者 であることを自覚させた

百生吟子という年端も行かない少女に, 自分はずっと頭が上がらない
何故なら, 彼女の夢には 利己性がない からだ
吟子の夢は(安養寺の夢と同じように)自らの好きを広めたいというものだ
だが吟子は, 伝統が広まるのであれば自らが輪の中心にいなくてもいい, それどころか 自らは忘れ去られてもいい ような素振りを見せていた
もはや自己犠牲という言葉では収まらないその伝統に対する献身に, 自分は畏敬の念を抱いた
1度きりの人生を伝統という他者が紡いできたものに費やす, それがどれほど覚悟のいることか, 自分は到底真似できない
そして活動を続けていく中で, 彼女が定義する伝統の中には「芸学部」だけでなく「スクールアイドルクラブ」も含まれていった
Reflection in the mirrorを知り, 伝統の衣装に手を加え, 102期生の卒業を経て, スクールアイドルクラブの想いも未来に届ける と決意したのだ
だが, そんな彼女の決意を嘲笑うかのように, 年月というものは1を0にする
吟子1人がどれだけ藻掻こうとも, 従来の伝統はおろか, スクールアイドルクラブでさえすぐに忘れ去られる
そんな現実を突き付けてきた10年ほど前の出来事
だからこそ, 彼女は 皆んなで藻掻く ことにした

金沢と同じくらい大好きなひとからの助言を受けて行われた演説
その中で吟子は, 町の人たちに協力を仰いだ
何度でも花咲いてほしいと願うなら, ひとりひとりが自分から花咲くしかない
強い口調で, 伝統を未来に届ける覚悟はあるのかと
きっと吟子が利己的な人間であれば, 町の人たちが彼女に心を打たれることはなかっただろう
だが, これまでの振る舞いを通して彼女の 誠意 を感じ取り, やる気になるものが次々と現れた
自らを卑下する少女の人生には, それだけの価値があったのだ
先人たちの想いに関わらず, 始まったものはいつか終わる
百生吟子の死後, Bloom Daysというイベントはどれだけ保つだろうか
ひょっとしたら, 10年も経たずに忘れ去られるかもしれない
だからこそ, 大事なのは 信じる ことだ
伝統を, 後継者を, 町の人たちを, そして, 自ら を
金沢の偉人 百生吟子が遺す伝統を, 自分も未来に届けていきたい
10月
月と私のかくれんぼ:105期 活動記録 第7話「わがまま色の存在証明」
103期 活動記録 第12話「期待はおもい!」を見たとき, 自分と村野さんは相容れない と思った
いや, 相容れなくなった が正しいか

幼少期の自分は, とにかくお利口だった
校則を守り, 授業態度は良く, 学級委員や生徒会として活動していた
だがそのお利口さは, どこまでも 自分のため だったんだと思う
8月の項目で少し承認欲求の話をしたが, お利口さの一因はこの承認欲求だったことは間違いない
技量では優秀な人たちに敵わないから, 立ち振る舞いという小手先のテクで褒めてもらうという承認欲求の満たし方だ
そしてもう1つ, 安心したかった というのがある
学校における校則や役職は, いわばレールである
校則のレールから外れたものはその先に待っている社会のレールに乗れない可能性が高いし, 役職のレールに乗ったものは社会のレールにも乗れる可能性が高い
そうした中で自分は, レールに乗っているという安心感を得たかったのだ
加えて, レールに乗ることで 優越感 に浸ることができた
レールから外れても大きなことを成せる人たちはごまんといるのに, レールから外れる素振りを見せるクラスメイトのことを心のどこかで見下していたのだ
だが, そんな自分もいつしかレールから外れていた
素行不良とまでは行かないものの, 校則をコッソリ破り, 授業態度は以前より悪くなり, 役職にも就かなくなった
何故なら, 自分にとっての幸せが世間からかけ離れていた からだ
世間にとっての幸せとは, 結婚だとか昇進だとか, とにかく 帰属 することが必須条件となってくる
実際そういった帰属意識によって満足できていた時期が自分にもあった
だが今は違う
自らの代替性を痛感し, 集団ではなくひとりで成すことに意味があるのだと
その一心で, 安心には程遠い生き方をするようになったのだ
だからこそ, あのとき村野さんが出した 答え には 疑問符 が浮かんでしまった

言い換えれば, 村野さんは 期待されないと何もできない んじゃないかと
彼女の行動原理が他者の期待というレールに即しているかもしれないことに, 自分は当時から危うさを感じていた
そんな危うさが爆発したのが, 10月の活動記録だ

明かされる村野さんの原点
それは 承認欲求 だった
技量で1位には届かない村野さんが褒められるために思い付いた策, それこそが期待に応えること
当人の口から発せられた, 誰も期待しないのならフィギュアスケートもスクールアイドルもやる理由が見当たらない という本音は, 自分が2年前に感じ取り, それでも信じたくなかったものだった
入学時の答え合わせとして, フィギュアスケートにおいて彼女が表現力の欠如を指摘されてしまったのは, そもそも 表現する自己がなかった から, というわけだ

そんな伽藍堂の少女を救うべく走り出したのは, 未完成な太陽 だった

誰もが未完成なこの地球で, 未完成であることを自覚している存在は少ない
大抵は自らが設定したハードルを越すことができれば完成として, 走ることをやめてお山の大将になってしまう
だが, 徒町小鈴はまだ走っている
ラブライブ!決勝大会優勝
少女たちが焦がれるその玉座に就いてもなお, 走ることをやめない
何故なら, 1人ではまだ未完成 だから

そんなかちまちの熱にあてられて, 村野さんは チャレンジ した

「転んじゃいましょうか」
2年ほど前, 他校のライブの帰り道
ユニットの先輩を救うために転んでみせた少女は, ようやく自らを救うために転ぶことができた
きっとこれからも, 転んで, 傷を増やして, 大人になる のだろう
そんな戦いの後, 超先輩から明かされる村野さんへのスカウト
そのスカウトは, フィギュアスケーター村野さやかの 表現力 に惹かれてのものだった

彼女が表現力を発揮し, フィギュアスケートの大会で1位を取ったのはいつだったか
それは わがまま になったときだ

フィギュアスケートとスクールアイドルのどちらを選ぶかではなく, どちらも選ぶ
あのときの村野さんは, 自分の目にもきらめいて見えた
1つ見誤っていたこととして, 村野さんが言う「みんな」とは「他者」なのだと自分は思っていた
自らの行き先を, 他者が用意した矢印に委ねているのだと
だが違った
その「みんな」には, 初めから「自己」も含まれていたのだ
彼女の中には確かな 理想像 があり, その理想像に届かないからこそ自罰的な振る舞いを繰り返していたわけだ
そして超先輩はそのことに2年前から勘付いていた, 流石だ

期待に応えることは, 村野さやかの 性分 だ
完璧主義を拗らせていた先輩と同じように, 変えようがないものだ
だが, 比重 を改めることはできる
これまで他者に傾いていた天秤を, 自己に傾けてみる
それはとても勇気のいることだが, 後輩に, そして先輩に背中を押してもらえた彼女なら, きっとやれるだろう
村野さやかの人生に, 幸あれ

11月
フラスタを贈ったにょ:5th Live Tour ~4Pair Power Spread!!!!~ DOLLCHESTRA presents Diamond Stage
お誕生日の来栖りんさんに個人でフラスタを贈らせていただきました~
— くらおじ (@kra_nime) 2025年11月8日
DOLLCHESTRA presents 公演ということで申し訳程度にドルケの要素も入れています👍✊ pic.twitter.com/jZjf5QODVI
どうした急に
や, 自分でも思ったよ
どうした急に
自分は来栖さん(来栖りん)のファンである素振りを見せたことがない
というか実際 ファンではない(おい)
アイドルに人生を捧げてきた人間としてリスペクトはしているものの, 個人イベントに足を運んだことはない
では何故それなりのお金(33k)を出してフラスタを贈ったのか
それは...
誕生日が同じだから
それだけ?
それだけ
いや盛ったわゴメン
実際は 103期生の卒業公演に向けた予行演習 という真意があった
自分は103期生, 特に 瑠璃乃 にはお世話になりっぱなしだったので, 卒業公演でフラスタを出したいな〜と思い
でもフラスタ出せる人脈がないな〜となり
なら 自分で出してみるか!と
で, 以下はその備忘録である(自分のようにフラスタを出したいけど人脈がない人間の助けになるとうれしい)
まず利用するフラスタ業者
自分はSakaseruを選んのだが, ここがとにかくありがたかった
蓮ノ空のライブは公式サイトの「祝花のご案内」にフラスタのレギュレーションが記載されており, SakaseruではURLを共有するだけでデザイナーがレギュレーション通りのフラスタを作ってくれる
加えて電話やメールではなくチャット上で気軽に連絡を取ることができ, 自分の場合は「予算余ったからオーダーよりもっと豪華にできますよ😁」という連絡をもらったりした(マジで感謝!)
フラスタ自体も, 花の色味, 装飾品, バルーン等々, 文章だけでかなり細かい指示ができるので, 仮にイメージ画が描けなくてもイメージに近い仕上がりになると思う(それこそ自分はイメージ画を用意しなかった)
そんなこんなでライブの1ヶ月前にSakaseruでの注文を終え, 取り掛かったのが イラストパネル である
ここまでSakaseruの回し者みたいな熱意っ!で語っていたが, 正直パネルの注文はどこでもいいと思う
自分はとりあえずプリオを利用した
プリオのパネルは以前注文したものが手元にあるのだが, 安い用紙(マット紙)でも安心感のある厚みだ

フラスタ用に注文した2枚はどちらもA3
来栖さんのパネルはA2にしようかとも思ったが, 結果としてA3でよかった(A2だと花が見えなさそう)
でまぁ, ひとりでフラスタを贈る上で1番大変だったのは, そのパネルに使う イラスト である
まずはこちらの作業環境をご覧下さい

ペンタブは?
ねぇよそんなもん
や, あるんだけど使えなかった というのが正しい
自分はおじいちゃんなのでデジタルに適応することができなかったのだ
その上で自分が懸念していたのは, イラストの 画質 と クオリティ だ
これまで アナログ線画+デジタル彩色 という何ちゃってデジタルでイラストを描いてきたわけだが, その手法がA3のイラストパネルでも通用するのか, 解像度が足りなくてガビガビになるんじゃないか, と
今思うとA3の画用紙に線画を描いてコンビニのデカいコピー機でスキャンすればよかったわけだが, これは家のコピー機で解決した
というのも, 線画をA4で描いても解像度を通常の2倍(600dpi)に設定してスキャンすればA3相当の画質になる(らしい)からだ
そんなこんなで画質問題はクリア(実際のフラスタを見ても綺麗に印刷されていた)
その次, これが1番の問題
絵, 描けねぇよ
当時, マトモにキャラクターを描いたことがなかった 自分は, とにかく 萌え を勉強した
完成した線画を見ても「コレって萌えなんかなぁ...」という疑念は晴れなかったが
はい
— くらおじ (@kra_nime) 2025年11月7日
このネタをやるために苦手なお絵描きをしました pic.twitter.com/UlSq1ZgBTq
おまけに 彩色 が絶望的

これは初期の彩色だが, とにかく生気が感じられない
で, 一体何がダメだったんでしょうかね〜とインターネットを眺めながら試行錯誤した結果

まぁ...初期に比べりゃマシか(彩色については線画以上に特訓したい)
後悔が残るクオリティにはなったが, 卒業公演に向けて今の実力を知ることができたのは良い経験だった
その後は流れで, ライブの1週間前にパネルがデザイナーの所に届き, めちゃいい飾り付けをしてもらい, 5th愛知公演の会場に並んだ

現地では正直「ドルケ公演なのにドルケ関係ないの贈ってすんません」という気持ちが強くてフラスタをマジマジと見ることができなかったのだが, 自分の描いたイラストを元にしたフラスタが実際に見られたのは素直に嬉しかった
後はまぁ, 来栖さんがこのフラスタを見てくれていたらいいなと思った
今回のフラスタは予行演習ではあったのだが, 曲がりなりにも 自分と同じ誕生日のキャストを応援したい という気持ちがあったのも確かだ
その応援が本人に届いていたら嬉しい(認知されるのはポリシーに反するのでHN書かなかったけど)
そして, このブログを書いている今, 本番となる103期生最後のライブまで残り6ヶ月
かなり猶予があるようで, 油断していたらあっという間に時間が過ぎ去りそうだ
だからこそ, とにかくイラストの 特訓 をしていきたい
1度しかない卒業ライブで後悔しないように
あ, 流石に単独フラスタは高くつくことがわかったので, 今度はこのブログを読んでいる人とかに協賛をお願いするかも(そのときはよろしく)
光のすみか:105期 活動記録 第8話「今はまだ遥か幽かな光」
安養寺(安養寺姫芽)は 被害者であり加害者でもある
とはいえ, その加害というのも些細なものではあるのだが
安養寺の 家庭環境 は, 2024年の4月に実装されたカード[R]室咲格子 で早々に判明した
アタシの家ってお姉ちゃんしかいなくてさ
お姉ちゃんが働いて アタシのことを育ててくれたんだ
それだけでも凄いのに アタシが友達と共有できる話題がなんにもないと困るからって パソコン買ってくれたんだ
それが アタシのゲームとの出会い
その生い立ちは数々の奇行に目を瞑れるくらいには壮絶なもので, それでも明るくあろうとする彼女を, 自分は当時から尊敬し続けている
だが, そんな安養寺も聖人君子ではなかった

104期 活動記録 第7話「Link to the FRIENDS!」で, 安養寺は自らの 罪 を語った
チームプレイの常として「一部のメンバーが本気になり切れない」というのがあるが, 彼女はカジュアルチームのメンバー(友達)に本気を押し付けてしまったことを後悔し, 以降も本音を語ることができなくなってしまったらしい
そしてこの「本音を語れない」という安養寺の弱点を指摘したのは, まだ 完璧だった 頃の桂城だ

11月の活動記録では, そんな2人が本音をぶつけ合った

どうしようもない不幸に見舞われてきた安養寺が吐露した もしも の話は自分にも響く
選んだ道が正解なのではなく, 正解にするために毎日がんばる
競技の世界で生きてきた彼女らしい, ストイックな思想だ
例え加害者になってでも友達を救いたい
そんな 本気 が, 彼女の言葉からは感じられた
そして, 安養寺の気持ちを受け止めた桂城は, ようやく自らと向き合うことができた

今際の際に「楽しかった」と, そう思えるように, 自らを救う ことを決意した
このシーンを見たとき, 自分は 涙 を流していた
あの日の言葉が, 呪い から 祝福 へと昇華されたからだ

思えば, 自分と桂城泉の出会いは最悪だった
上から目線で弱点を指摘してくる嫌なヤツ
おまけに「どんなことだってうまくいくから退屈」とかほざいてる世間知らず
105期生として蓮ノ空にやってきたときも, 正直歓迎できなかった
それがどうだろう
今ではこんなにも, 彼女の 幸福 を願っている
それはひとえに, 彼女が 他者のために本気を出せる 人だったからだ
失った半身を埋めるために, 間違ってないと思うために他者の夢に寄生しているという側面は確かにあっただろう
だが寄生であろうとも, 他者の夢を必死に叶えていったことは 自己犠牲 以外の何者でもない
安養寺が「楽しいって気持ちを押し殺して誰かのために行動してる」と評したように, 桂城は悪魔などではなく, 他者の幸福を願える 人間 だったのだ
そんな人間を嫌う道理なんて, どこにもないだろう
桂城泉は, ずっと1人だった
他者の夢を叶える天才として, 絶えず2人以上で生きてきたはずが, 実際は半身を失い, 0.5人となった自らを他者で埋めているだけだった
だがこれからは, 本当の意味で1人になる

演劇を一緒にやった先輩に感謝され, 演劇から距離を置いた, いや, 置けるようになった桂城は, 来年度, ソロのスクールアイドルとして新たなスタートを切る
あの日失ったはずの 半身 は, もう自らで 埋まっていた から, 埋めることができる から
天才という役を降りた, ありのままの桂城泉 が放つ 光 を, これからもこの目に焼き付けたい
12月
魔法:105期 活動記録 第9話「ALL Link to YOU」
世界中の全ての人の夢が叶うなんて
そんなのおとぎ話の中だけだってわかってるけど...
でも!あたしは!叶えばいいなって思う!
その想いを, 自分はいつまでも反芻している
2025年の1月
花帆さん(日野下花帆)が1人で行った配信は, こちら で様々な物議を醸した
権威ある高校生の大会に中学生を飛び入り参加させる, しかも決勝で
その傍若すぎる振る舞いに, 花帆さんが嫌いになった, あるいは蓮ノ空を追わなくなった人たちがいることも知っている
そして, それはどうやら あちら でも同じだったようだ

12月の活動記録は, いわゆる 反省会 だった
こちらで受けた批判をもとに, あちらのメンバーを動かす
きっと蓮ノ空スタッフは, あの署名が 炎上 に近い形で話題になるとは思いもしなかっただろう
当時は署名を拒否するスクールアイドルの描写なんて1つもなかったのがその証左だ
そして, かくいう自分も炎上するとは思っていなかった
何故なら, 柳田の出場は 夢の足掛かりだと信じていた からだ
結果だけ見れば, 襟川つぐみの言うとおり, 花帆さんは中学生をえこひいきで出場させ, 大会の権威に泥を塗り, 敗者を嘲笑った
それが 勝者の傲慢 であることは, 覆しようがない事実だ
だが, そこには想いが乗っていた
いつか 世界中の全ての人の夢が叶ってほしい
柳田はそのうちの1人なのだと
現実は残酷だ
花帆さんが自ら語ったとおり 全ての人の夢が叶うなんておとぎ話 だし, 誰かの夢が叶うとき, また誰かの夢は叶わないのが世の常だ
けれども, 自分は信じたかった
病弱という不幸に見舞われ, それでもここまで歩んできた1人の少女が, おとぎ話を現実にしてくれる ことを
結果として, 批判を受けながらも多くの署名を集め, 柳田の夢を叶えた花帆さんが次なる目標としたのは 誰もが花咲けるステージ だ
再会の誓いを立てたセンパイのえこひいきではない, 全てのスクールアイドルの夢が叶うステージ
そしてそのステージは, かちまちが解釈を広げたことでもはや 全ての人の夢が叶う ものとなることだろう
........
いや
実際には 全ての人の夢が叶うなんてことはない
どれだけ規模が大きくても, 開催期間が長くても, B.G.P.で叶わない夢はある
襟川つぐみの本当の願いがたまたまラブライブ!大会優勝じゃなかっただけで
春里高校の先輩がたまたま優しいひとだっただけで
花帆さんのせいで 2度と立ち直れなくなった 人は確かにいるのだろう
だから, 日野下花帆は 罪を背負う

世界一カワイイ自己中になってやる, と宣言した先輩のように
2度と立ち直れなくなった人にだって, きっと手を差し伸べる
あたしがこの3年間で掴んだ「繋がる力」は、
それでも、つぐちゃんの夢を叶えられる!
だから──、あたしたちの作ったStarringBloomと、『繋がる力』を使って!
先輩の夢を……襟川つぐみの夢を、叶えてよ!!
日野下花帆の 原点 は, 一輪のラナンキュラス だ

本来は温室で育てられる花が一輪だけ自生して咲き誇っていたという奇跡は, きっと花帆さんにいくつもの気付きを与えたのだろう
環境が悪くても花咲けること
ちゃんと花咲くことがいちばんすごいこと
そして, 咲き誇った花は誰かの背中を押せること
2023年の4月,「花咲きたい」と声高に叫んだラナンキュラスの種は, 今, 立派に咲き誇り, 数え切れない人たちの背中を押している
そして, 2026年の3月
その花は果てしないお花畑の中心となって, 距離や時間に囚われず, 1人でも多くの人と繋がり, 1人でも多くの人の夢を叶える ことだろう
B.G.P.で全ての人の夢が叶うなんてことはない
だが, 全ての人の 夢を目指す背中を押す ことはできると, そう信じている
まとめ
ちょうどいい文字数
今回のブログが短い(当社比)のは, 言ってしまえば 安心した からだ
逆に言うと, 過去最長となった前回のブログの時点では不安だらけだった
自分が何にそんな一喜一憂しているのかといえば, リアルタイム連動 だ
前回のお気持ち長文からわかるとおり, 自分は綴理(夕霧綴理)を筆頭としたメンバーに対してものすごい 愛着 が湧いていて, 彼女たちが蓮ノ空スタッフの操り人形と化すたびに暴れ散らかす哀しきモンスターである
そして, リアルタイム連動をやめる, というのは, この操り人形レベルが最も高い行為だ
あなたが知っている昭和の, 平成のキャラクターは, 役目を終えてあなたの知らないところで大人になっているのだろうか
否
大抵は企業の操り人形となって, こどもの姿のまま商売道具として使われている
というかまぁ, まさに今, スクールアイドルのセンパイが当時の姿のままアトレ秋葉原に駆り出されているわけだ
自分もそういった不変がうれしいときはある
あるのだが, 蓮ノ空 に関しては 変化 していくことを欲している(TLで見かけた人間の「蓮ノ空10thはマジで知らない部員がマジで知ってる曲を歌い始める」って案, マジでいいね)
だって, 蓮ノ空はこれまで絶えず変化を描いてきたのだから
そう, 本当に 絶えず
2025年下半期の蓮ノ空は, 103期生が卒業する という変化を何度も何度も突き付けてきた
花帆さんのB.G.P.を受け継がんとする吟子
1人立ちできることを村野さんに示すかちまち
ラジオやトークショーで語られる, 卒業に向けての心持ち
そうやって卒業を実感させられるたびに, 自分は蓮ノ空スタッフがそれだけ 本気 なことがうれしくもあった
本当に悪い言い方をすると, 2次元の卒業なんてのは茶番だ
3次元と違って, 2次元は 時を巻き戻す ことでいつだってそのキャラクターに会える
グッズ商法が普及した現代においてはそれが顕著で, 卒業したキャラクターはグッズが展開されなくなるなんてのは稀, というか今まで皆無だった可能性すらある
だが, 蓮ノ空はそれを やってのけた
102期生がラインナップされていないグッズ
102期生が出演しないライブ
果てには102期生が描かれていないラブライブ!シリーズ15周年メインビジュアルまで
不変に慣らされてきた人たちからしたら いじめ とも取れる徹底的な102期生の排除
だが, これは排除ではなく 解放 だ
綴理は言った,「ボクが何をしてもいい自由」と

その言葉通り, 蓮ノ空スタッフは102期生を 描かないことで自由にしようとしている のだ
全肯定すぎるだろうか?いや, さほど的外れなことは言っていないと思う
蓮ノ空が売上を目的としたビジネスである以上, これまでも, これからも, 時計の針を止める かどうかは関係者の間で意見がわかれることだろう
仮に綴理が不変から逃れたとしても, 主人公としてメディア露出が多い 花帆さん は 18歳のスクールアイドル という 呪縛 に囚われてしまうかもしれないと思ったりする
だが, 少なくとも 蓮ノ空スタッフは変化を望んでいる
悪い結果に終わることがあっても, その事実は変わらない
そんな 希望 が見えた半年だった
そして, このブログを書いている時点で, 来年度 の蓮ノ空がどうなるのか, というのは一切わかっていない
正直, 自分は 終わってもいい と思っている
現実は残酷なもので, 仮に来年度の活動を描くとしても 売上は全く見込めない(言うなれば 人類には早すぎた から)
自分以外誰もいない虚しい終わりを迎えるくらいなら, なるべく美しい思い出のままメンバーを自由にしてくれた方がいいんじゃないかと
だが, 蓮ノ空スタッフを信じたい とも思う
自分の想像を超える, 百生吟子の継承 を見せてくれることを
徒町小鈴のチャレンジ を見せてくれることを
桂城泉のソロ活動 を見せてくれることを
半年後, 自分が次のブログを書く頃には, リアルタイム連動と106期の行く末が確定しているはずだ
それを受けて, 自分はどんな想いを綴るだろうか
終わるとしたら, なるべく 笑顔で終わりたい なと思う
ぽちっ
蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブについての報告(2025年上半期)
のつづきだよ〜(印象に残った出来事を半期毎に振り返るブログです)
1月
元気になリーヨ!:104期 活動記録 第10話「Believe your love. Believe your live」

ルリかほは
実在する!!!
(ドン!!)
ラブライブ!決勝大会で相対する瑞河女子の " 勝ち " にこだわる熱に触れて, 自らの道筋を「間違いだった」と断じてしまった花帆さん
そんな花帆さんを救ったのは, 花帆さんに 救われた 瑠璃乃 だった

1月の活動記録に繋がる, 103期 活動記録 第9話「ルリ・エスケープ」は, 自分が特に好きな活動記録の1つだ
幼馴染の藤島が不在だった当時の103期スクールアイドルクラブにおいて, 瑠璃乃の入部を後押ししてくれるメンバーは1人もおらず, 普通なら 彼女の退部届(ヤバすぎるスピード)が受理されたことだろう
けれども 普通じゃない 花帆さん は「1回でいいから」と, 瑠璃乃の 居場所 を作るために奔走し, そして見事それを成し遂げた
幼馴染でも何でもない, それどころか出会ったばかりのクラスメイトがそこまでしてくれた
この出来事は, 瑠璃乃にとってどれほどの 救い となったことだろう
だからこそ, 自分はこの2人の関係性に目を光らせていたし, 来る ルリかほ・ファンファーレ に向けて, 対ショック姿勢を取っていた
つもりだった
本心では諦めていたのかもしれない
花帆さんが道に迷ったときは, スリーズブーケのセンパイであるパイ(乙宗梢)や, 入学初日から苦楽を共にしている村野さんが手助けをする
転入 という ハンデ がある瑠璃乃に出る幕はなく, 幼馴染の藤島と共に成長することが彼女の役割だった
シャッフルユニットの過程を筆頭に, 瑠璃乃が花帆さんに救われることは多々あれど, その逆がなかったのだ
しかし, その苦境は1月の活動記録を以て 一変 することとなる
無駄のない瑞河女子の道筋を目の当たりにして, 寄り道 ばかりしていた自らが嫌になった花帆さん
そんな彼女にとって1番必要だったのは, 同じユニットのセンパイでも, 同じスタートを切ったクラスメイトでもなく, その寄り道によって 救われた メンバーだった
そう, 百生吟子 と 大沢瑠璃乃 である

花帆さんと 相互補完 の側面が強い残りのメンバーと異なり, この2人は彼女によって 一方的 に救われ, 入部した
なればこそ, ありのまま の花帆さんが素敵だと, 彼女を励ますにはこの上なく適任だったのだ
そして, 瑠璃乃 の 優しさ , 吟子 の 愛情 によって, 3人は寮母さんから Dream Believers についての話を聞くことができた

梢センパイの夢が叶わなくても, 楽しかった日々が間違いだったと思いたくない
寮母さんの話を経て, 花帆さんが勝つために押し殺していた 本当の姿 を吟子に, そして 瑠璃乃 に見せてくれたことが, 自分はうれしかった
瑠璃乃はきっと, 花帆さんが 生花 であることに惹かれているのだろう
自らを取り繕うことがなくて, しおれる時はとことんしおれるけれど, 満開になったらどんな 造花 よりも美しい
そうやってオンオフの激しい彼女だからこそ, みんなを花咲かせることができるのだと, 自分も信じている
そんな花帆さんの隣で, これからも瑠璃乃が屈託のない 笑顔 を見せてくれることが, 自分にとっては最上級のよろこびだ

傍若のカリスマ:With×MEETS「お願いがあります!」
ラブライブ!決勝大会 には, 不戦勝 の 伝統 がある
主人公とライバルが同じ地方で競い合う 無印 と スーパースター!! では, 必ず地方予選で片方が敗退
地方が異なるゆえ決勝大会まで主人公と当たることがない サンシャイン!! のライバルも, 不調 によって決勝大会への切符を逃した
主人公が率いるスクールアイドル部は, ライバルがいない 不完全 な決勝大会で歌い踊ることを余儀なくされてきたのだ
もっとも, この不完全さは ラブライブ! という大会をスタッフが 舞台装置 だと割り切っているからなのだと自分は思う
言うなれば「甲子園で優勝した」という 結果 ではなく, 優勝するまでの 過程 にこそドラマが生まれるということなのだろう
ただそうは言っても, ここまでライバル不在の決勝大会を 連発 されると, 自分としては結構 味気なさ を感じる
特に スーパースター!! の 3期 に関しては, ラブライブ!大会を舞台装置だと割り切りすぎたのか
- 1期のライバル は 卒業
- 2期のライバル は主人公が率いるスクールアイドル部に 合流
という 何と戦っているかわからない 状態が続き, 特に新しいライバルが現れることもなく 予定調和 のように 2連覇 を果たした
「甲子園に相当する大会で2連覇」と表現すると聞こえはいいが, 描写不足 からして, そこいらの のど自慢大会2連覇 と大差なかったのである
だからこそ, 自分は 104期 の ラブライブ!決勝大会 に心を躍らせていた
無印のアニメ放送から12年
ラブライブ!シリーズで初めて, 主人公とライバルが肩を並べる 完全 な決勝大会が見られる
はずだった
🪷ライブイベント情報🪷#蓮ノ空3rd神奈川Day1 にご参加いただきました皆様、
— ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ(Link!Like!ラブライブ!) (@hasunosora_SIC) 2025年1月10日
まことにありがとうございました!
昨年11月からお送りしてきた3rd LIVE Tourもいよいよ明日が千秋楽です!
引き続き #蓮ノ空3rd神奈川Day2 もよろしくお願いします!#蓮ノ空 #リンクラ #lovelive pic.twitter.com/j3cChuaGab
3rd Live Tour TRI TRI UNITY!!!
そこで披露されたのは, スリーズブーケ&DOLLCHESTRA&みらくらぱーく!とEdel Noteによる決勝大会
ではなく, その 再現 と称した, キャスト によるパフォーマンスだった
いや, 1つ断りを入れておくと, 自分はこのサプライズに関して, 誰よりも 大人の事情 を理解しているつもりだ
要するに 辻褄合わせ が難しかったのだ
ラブライブ!決勝大会には, 前述した2組だけではなく, 全国各地から名だたるスクールアイドルが集う(ことになっている)
仮にスクコネで決勝大会を 生中継 するとして, その2組以外のステージが映らないという 矛盾 が生じるのを避けたかったのだろう
だからこの再現は蓮ノ空スタッフなりの 誠意 だと自分は受け取ったし, 蓮ノ空から距離を置きたくなるほどのマイナスポイントではなかった
とはいえ, Fes×LIVE という メンバー による 無料 のライブに大きな価値を見出していた自分としては, 参入障壁が高い キャスト の 有料 ライブで決勝大会が描かれた, 描かれてしまった ことは, 残念 ではあった
そうやって思考を巡らせているうちに, 両者はそのパフォーマンスを終えた
1コーラス で
流れ変わったな
(shita big red)
決勝の大舞台で1コーラス
アニメシリーズへのリスペクト?
いや, 違う
瞬間, 頭をよぎる
天 文 学 的 確 率
の6文字
そんな自分の 期待 に応えるように, 同点優勝 , そして プレーオフ の開催が発表された
加えてDay.2の終演後には, スクコネ でのプレーオフ 生中継 を報せる新聞の配布
【 号外速報 】
— ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ(Link!Like!ラブライブ!) (@hasunosora_SIC) 2025年1月11日
ラブライブ!史上初
全国決勝大会プレーオフ決定!
2025/1/26(日) 20:00 開演⚡️#蓮ノ空 #リンクラ #lovelive pic.twitter.com/ot9NeauUdE
そう, 辻褄合わせ
このライブを迎えるまで, 自分は何度も
どうすればラブライブ!決勝大会をスクコネで生中継できるだろうか
と妄想を膨らませていたわけだが, その問いに対する答えは, ライバル との 再戦 だったわけだ
やられたぜ
とんだ パワープレー だ
けれども自分は, パワープレーが 大好き なのだ
そして, 104期のラブライブ!大会はここからもパワープレーが続くことになる(てか102期の大会からずっとパワープレーだな?)

プレーオフの決着を待たずして, 柳田(セラス・柳田・リリエンフェルト)に告げられる瑞河女子高等学校 の 廃校
それに伴う部活動の停止命令を延期させるために開かれる イレギュラー な 文化祭
そして柳田が押し殺していた「ラブライブ!のステージに立ちたい」という夢を叶えようと, 大会運営に 30億人 の 著名 を叩きつける花帆さん
や, カオス である
列挙するとカオスが極まっている
何よりもカオスなのは, これが1月中旬の決勝大会から1月下旬のプレーオフまで, わずか 2週間 の出来事っぽいところである(ヤバすぎるスピード)
まぁご存知の通り, この2週間はかなり 論争 が起きていた
その中でもやはり最も大きかった論争は
全国の高校生が憧れるラブライブ!大会に中学生を出場させていいのか
というものだろう

言うなれば 甲子園 の決勝でいきなり 中学生 を 1人だけ 出場させるようなもので, 物議を醸すことは避けられなかった
柳田のように外的要因によって憧れのラブライブ!大会に出られない人は星の数ほどいて, その人たちの気持ちはどうなるんだ, と
ルールを守って正々堂々と戦いながらも敗れた無数のスクールアイドルがいるのに, 勝者が後からルールを破るのは卑怯だ, と
炎上 に近いとはいえ, ラブライブ!大会という 舞台装置 がここまで 存在感 を放つシリーズがあっただろうか
ただ, この件に関して自分は 一切の怒りを抱かなかった というのが正直なところだ
敗者のことなんて考えていない 薄情者 だから?
それもあるかもしれないが, 自分が花帆さんの行動に納得できたのは, エゴイスト であることを彼女が 自覚 していたことが何よりも大きい

柳田の 本当の願い が明らかになってからの活動記録は, 花帆さん が 局所的正義 であることを強調してきた
暴走
ルールはルール
(当然ながら)そういった強い言葉を投げかけるメンバーに対して, 花帆さんは それでも と
そんな彼女が敢行したのは, 著名を集めるための 単独配信 だった
世界中の 全ての人の夢が 叶うなんて
そんなの おとぎ話の中だけだ って わかってるけど...
でも! あたしは! 叶えばいいなって思う!
柳田の生い立ちと共に, その願いを叫ぶ花帆さん
仮に, 柳田のために配信をするとして, その 配信 には メンバーが集まる と自分は思っていた
花帆さんの暴走に慣れているメンバーは彼女に協力してくれるだろうし, メタ的にも, 当日にキャストが集められなければ ビデオレター という形式にすれば, それは実現可能だった
けれども, 花帆さんは 1人 で配信に臨んだのだ
9人, いや, 柳田と桂城を含めた11人で説得すれば, もっと効率的に署名を集めることができただろう
それをしなかったのは, きっと花帆さん自身が1人で配信することを 希望 したからだ
配信内で, 花帆さんは あたし の勝手なわがままと口にしていた
あたしたち ではなく
たった1人のスクールアイドルのわがままを叶えてあげるほど, 世間はお人好しではない
実際, 彼女からの著名願いを拒否する者もいた
けれども, 自分は彼女の エゴ が, いつか全ての人の夢に繋がると信じたい
そう思えるような配信だった

2月
Hop? Stop? Nonstop!:LoveLive! Series Asia Tour 2024 ~みんなで叶える物語 ~ 横浜公演
✈️#LLSAT_横浜_day1✈️
— ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ(Link!Like!ラブライブ!) (@hasunosora_SIC) 2025年2月2日
✈️#LLSAT_横浜_day2✈️
LoveLive! Series Asia Tour 2024
~みんなで叶える物語 ~
横浜公演🎉#蓮ノ空 女学院スクールアイドルクラブから「スリーズブーケ」「DOLLCHESTRA」「みらくらぱーく!」が出演いたしました✨… https://t.co/Ctl7wsExqo pic.twitter.com/6fFSFRy1za
ユニット甲子園 から実に1年越し
ラブライブ!シリーズ の 合同ライブ となる Asia Tour 2024 の横浜公演がこの月に開催された
当時の自分は プレーオフ で ド カ 湧 き したのもあって相当な 熱意っ!でこのライブに臨んでおり, ライブ前には ラブライブ!シリーズ の アニメ を 全て見返す なんていう芸当を見せたりしていた
その甲斐あって, アニメの 劇中歌 が披露されるたびに ド カ 泣 き 出来たのだが(スタプロありがとう), その中でも1番印象に残ったのは, 越境曲 となった Hop? Stop? Nonstop! である
この曲は サンシャイン!! の 劇場版 となるOver the Rainbowの 劇中歌 であり, 娘のスクールアイドル活動を認められない母親に スクールアイドルの素晴らしさ を伝えるための曲だ
そういった 想い がこもった曲をライブで歌い上げたのは, オリジナルのメンバー3人と, 安養寺, 瑠璃乃, そして 綴理 だ

そう, スクールアイドルに憧れた「ス」が, スクールアイドルの素晴らしさを 伝える 側になった
これほど彼女の 成長 を実感する状況があるだろうか
加えて, この曲は綴理との 歌詞 の リンク が素晴らしい

104期 活動記録 第8話「Not a marionette」で描かれたのは, 綴理 の 自立 だった
ずっと前に 自由への翼 を託されたはずの鳥は, 気付けば蓮ノ空という 鳥籠 の中に閉じ籠っていた
なぜ飛び立つことができなかったのか
ミライ を 自分で決める 勇気がなかったからだ
誰かの 矢印 に従っていればよかった高校生活, スクールアイドル活動に対して, いまの先 はあまりにも 自由すぎた
その 果てない世界 に怯えて, 彼女は自ら鳥籠に囚われていたわけだ
そういった彼女の過程を踏まえて歌詞を読み込んでみると, かなり 綴理の曲 に思えてくるのではないだろうか
村野さんとの ビッグボイス選手権 によって, 綴理は自らを信じることができるようになった
果てない世界だろうと, 村野さやかが信じてくれる夕霧綴理 ならやっていける
Hop? Stop? Nonstop! は, そんな彼女が改めて自らを 奮い立たせる ための曲でもあったのだと, そう自分は解釈した

明日へ:104期 活動記録 第12話「明日の君に花束を」
花帆さんの熱意っ!によって実現した, 柳田を交えた 完全 な 決勝大会プレーオフ
MCなしの1曲のみ披露という, 瞬きする内に終わった スクールアイドルの祭典 で優勝旗を手にしたのは, その半生をラブライブ!大会に捧げた 乙宗梢 だった
【 号外速報 】
— ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ(Link!Like!ラブライブ!) (@hasunosora_SIC) 2025年1月26日
「ラブライブ!決勝大会プレーオフ」
🌸🏆 蓮ノ空優勝 🏆🌸
🪷蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ
スリーズブーケ&DOLLCHESTRA&みらくらぱーく!#ラブライブ決勝大会プレーオフ#蓮ノ空 #リンクラ #lovelive pic.twitter.com/VlkW3VFwaE
そんな夢を叶えた彼女に待っていた未来は
燃え尽き症候群 である

正直, 自分は乙宗梢に ガッカリ した
アナタの 完璧主義 はその程度だったんですか, と
真の完璧主義に果てはない と自分は思っている
甲子園 で 優勝 した人間は 完璧 なのか?
否
チームメイトがいたから, 時の運が味方してくれたから優勝出来たと 卑下 する余地がそこにはある
加えて, 甲子園は別にゴールではない
その ムコウ には プロ野球 や メジャーリーグ が待っている
吟子が金沢の伝統を世界に伝えるためラブライブ!大会に出場したように, 権威ある大会 とはあくまで 夢の踏台 であるというのが自分の見解だ
だからこそ, その踏台で歩みを止めてしまった乙宗梢を自分は許せなかった
彼女の両親が娘の夢を受け入れたのはきっと, 彼女が 次の夢 を見据えていると信じたからだ
けれども当人は幼い頃抱いた夢に溺れ, その夢が叶わなければ泡になってしまいそうなほどの 全身ラブライブ!人間 だった
これでは両親が浮かばれない
そんな 錆びついた 乙宗梢を救ったのは, 明日へ走っている 夕霧綴理 その人である

「Not a marionette」を経て 校庭から出る勇気 を教わった彼女が口にしたのは, 先生になりたい という次の夢だった
乙宗梢と夕霧綴理は, とても気の合う 友達 だったと思う
スクールアイドルに憧れて, スクールアイドルなしでは生きられなくなってしまった, そんな2人
その内の1人が 勇気 を振り絞って, まだ叶えられると思えていない, スクールアイドルの先にある夢 を友達に語った
寄り添う ために

夕霧綴理以外のメンバーにとって, 他にやりたいことが思いつかない というのは想像もできないことだと思う
長い人生の中で, たったの 3年間 しか活動できない スクールアイドル
この 自由 な世界には何十年も, 何百年もかけて叶える夢, 叶わない夢がごまんとあるのに, 乙宗梢はその3年間に人生を賭けていた
到底 常人 には辿り着けない領域だ
だからこそ, 常人ではない 夕霧綴理 なら寄り添うことができる
ラブライブ!を越えるステージ
それはラブライブ!優勝よりも遥かに難しい, いつ叶うかもわからない 果てしない夢 だ
けれども, スクールアイドル だった 3年間 が背中を押してくれる
やりたい という気持ちがあれば, 未来はずっと明るい のだと
その 暖かい 言葉に, 乙宗梢はどれだけ 救われた ことだろう
乙宗梢の未来 が 晴れた と同時に, 夕霧綴理の未来 が 垣間見えた , そんな印象的なエピソードだった
ユメミ誇レ!ユメ咲キ踊レ!:ユメワズライ
104期スリーズブーケのバトンリレー,
— くらおじ (@kra_nime) 2025年3月18日
こういうことです pic.twitter.com/IGv7umu8YS
塚田耕平は " やりやがった " ってことだ
作曲家の 塚田耕平 氏は 月夜見海月 で アオクハルカ の オマージュ をしているのでは?と以前の自分は推察したわけだが, ここに来て当人が明確な セルフオマージュ をぶっ込んできた
月夜見海月に続き, 塚田氏は 104期スリーズブーケ の 集大成 となる曲, ユメワズライ で作曲・編曲 を担当しているのだが
この曲には, キーを合わせることで(+7または-5)アウトロ の メロディー が 月夜見海月 と
完全に一致
(shita big red)
してくるというギミックが隠されていた
(音感に自信がないので実際はわずかに異なるかもしれない)
集大成となる曲で既存曲のメロディーをオマージュする
そういった 粋 なことをしてくれる作曲家が自分は大好きだ
ただ, このオマージュについて, 自分は さほど驚かなかった というのが正直なところだ
それは月夜見海月の時点で「塚田耕平はオマージュをしてくる」と確信したからなのだろう
なので, 驚きよりも自分の予想が当たっていたという よろこび の方が数段大きかった
わけなのだが, この曲を聴いて明確に 驚いた ところもある
それは, 乙宗梢 ならではの μ's オマージュ だ
恋にも似た 愛しい微熱は
君が くれた プロローグ
ユメワズライの, 一見すると何の変哲もない(いや詩的で美しいけど)この歌詞
実は 微熱 という単語によって, μ's , ひいては 畑亜貴 への ラブコール となっているのである
μ's の 大半の曲 で作詞を担当していた畑亜貴は, 微熱 に並々ならぬ 想い があるらしい

CUT 2015年 8月号 に掲載された単独インタビューにて
そう、わたしは " 微熱 " っていう言葉が大好きで、アイドルに一番似合うことは " 微熱 " だと思ってるんです。熱にちょっと浮かされた感じが、とてもとても似合うんですね。
わたしの一生のテーマなので、アイドルと微熱は。
と語っているのを裏付けるように, 畑亜貴が綴る歌詞には 微熱 という単語が頻出する
1番有名なところでは アイドルマスター XENOGLOSSIA の 微熱S.O.S!!
そして 魔都精兵のスレイブ の 駿河朱々 が歌うキャラクターソング, ホップステップ笑顔爆発! がおそらく最新の 微熱ソング ということになる
一生のテーマ とまで言い張るとおり, 過去から今に至るまで, 畑亜貴は絶えず微熱を描いているようだ
そしてもちろん, そのテーマは ラブライブ! でも
件の単独インタビューにて取り上げられていたのは, μ'sから派生したユニット, lily white の 微熱からMystery だけなのだが
その他にも, 微熱を描いたラブライブ!の曲はいくつか存在する(単語ではなく概念としての微熱も含めると, いくつも になりそうだ)
そんな中でもやはり, 異彩を放つのは Snow halation だろう
微熱の中 ためらってもダメだね
飛び込む勇気に 賛成
まもなく Start‼︎
ラブライブ!黎明期にリリースされた, μ's の 初期曲 ながらも, 根強い人気を誇るこの曲
無印 の アニメ で掘り下げがあったとおり, この曲は 恋 について歌っているのだが, 実は 幼少期の乙宗梢 にも当てはまる部分があるのではないだろうか

明言はされていないものの, 乙宗梢 はラブライブ!大会で優勝した μ's に憧れてスクールアイドルを志した可能性が高い
その 憧れ を抱いた瞬間, 間違いなく彼女は 微熱 に襲われたことだろう
そして, 乙宗家の令嬢 という人生を棒に振ってでもスクールアイドルの世界に飛び込まんとする勇気
そんな 決意 が, この歌には籠もっているように思う
乙宗梢には, 2つ の プロローグ がある
ラブライブ!優勝の夢を叶え, ラブライブ!を越えるステージという 次の夢 に向かい始めた 今
そして
スクールアイドルの熱に浮かされ, ラブライブ!優勝 という 夢 に向かい始めた あの日
ユメワズライ には, そんな 乙宗梢 から あの日 の μ's , そして作詞家の ケリー から 畑亜貴 への 感謝 も込められているのだと, そう自分は解釈した
3月
結言:104期 Final Term Fes×LIVE -蓮華祭-
夕霧綴理 という 人間 に向けた言葉は既に 叫んだ ので, ここでは夕霧綴理という 人形 について語らせてもらう
自分は重度の 2次元主義 だと思う
2次元と3次元を天秤にかけたとき, その秤は迷いなく2次元に傾く
蓮ノ空でいえば, キャストの幸せは二の次で, メンバー が 幸せ ならそれでいいわけだ
なぜ 生きてもいない 2次元の 人形 にそこまで肩入れするのかといったら, その人形がどこまでも 無力 だからだ
3次元の人間には, 抗う 力 がある
誰かが描いたイメージを跳ね除けることができるし, 幸せな居場所を失っても, また新しい居場所を見つけられる
でも2次元の人形には, それができない
誰かがシナリオを書かなければ喋れないし
誰かが曲を作らなければ歌えないし
そもそも誰かがイメージを描かなければ生まれてこなかった
人形は, その 全て を人間に 操られている わけだ
そして多くの場合, 人形が 変わる ことを人間は良しとしない
変わっていく3次元に疲れ, 変わらない2次元を望む受け手
売上の持続と製作コストの都合で, 変わらない2次元を望む作り手
それらが合わさることで, いつしか2次元のキャラクターは変わらない, いや 変われない ことが当たり前になっていた
そんな中で, そういった 歪な構造 を 呪縛 だとしてメタフィクションに落とし込んだ1つの 作品 がある
TVアニメから実に 26年 の歳月を以て 完結 したあの作品は, 絶えず 14歳 の 人形 を操っていた中で, 別れの儀式を経てそれを 28歳 の 人間 へと 昇華 させた
逃げるように延期を繰り返していた 変わらない 作品の代表格が 変わった という点において, とても価値のある 終劇 だったと思う
ところが, 世間はその終わりを受け入れなかった
受け手は歳を重ねていく人間ではなく14歳の 人形 を変わらず望み, それに応えるように, グッズやコラボ等, 完結以降の展開も変わらず14歳の人形が出張っている
手遅れ だったのだ, 人形が 変わっていく ことを人間が 受け入れる には
そして, この グロテスク な 末路 によって, 自分の2次元主義は確立されたと言ってもいい
生みの親を筆頭に, わずかな人間が人形の変化を望もうと, 数多の人間によってその 変化 は 無かったこと にされる
それ程に 無力 な人形だからこそ, 人間よりも幸せになってほしい, 幸せになるべきだ と自分は思っているわけだ
そんな自分にとって, 蓮ノ空 はこれ以上ない 希望 だった
何故あの作品は変われなかった, いや 変わらせてもらえなかった のか
それは誰も抗えない 絶対的な存在 がいなかったからだ
作品の 原作者 が絶対的な存在なら話は早い
「この作品は完結したので今後誰にも扱わせません」と釘を刺せば, 人形は人間となって 羽ばたける
ところが実際はそんな権限など無く, 原作者が手放した 人間 を 人形 に 閉じ込めて 遊び続けているのがあの作品の現状だ
では蓮ノ空もあの作品と同じ末路を辿るのか
いや
蓮ノ空には 絶対的な存在 がいる
そう, リアルタイム である

3次元の時間と連動しているメンバーは必ず蓮ノ空女学院を卒業し, 必ず次の夢を見つけ, そして必ず 死ぬ

向こう数年は卒業生の 今 が描かれる可能性があるとして, 20年後, 30年後, 果ては 死後 の彼女たちが描かれることはあるのだろうか
リアルタイム とは 不自由 であり 自由 だ
どれだけ強く拒んでも, 時は残酷に流れ, 物質は朽ち果てていく
でも, 時が流れるからこそ, 人生には 無数の選択肢 が生じる
その選択肢は, 生みの親 が管理し切れない程に 膨大 だ
蓮ノ空スタッフがメンバーの1日分の出来事を考えているうちに, 彼女たちは 明日 を数日, 数十日と 生きる
そうやって蓄積していく 余白 は, メンバーをどこまでも 自由 たらしめる
先生という 次の夢 を誰かに与えられても, その夢を叶えるまでの 道筋 はどうあってもいいし
次の夢を叶えたその ムコウ には, もっと 広い空 が待っている
メンバー という 人間 は, リアルタイム連動 によって, その広い空を羽ばたけるようになるのだと, そう自分は信じたい

乙宗梢さん
夕霧綴理さん
藤島慈さん
ご卒業おめでとうございます
4月
失望:With×MEETS「緊急!105期新入生紹介配信!」
蓮ノ空 に 希望 を見出し, 割と 全肯定 ムーブをしている自分だが, そんな自分でもモチベーションが落ちることはある
中でもこの配信は, 蓮ノ空から 距離を置く かもしれなかったという点において, とても印象的だ
より正確にいうと, この配信があった日の 人間ども に自分は ガッカリ した
104期のライバルだった 柳田 と 桂城 が105期の 新入部員 として顔見せをした配信
その配信後, まことしやかに囁かれるようになったのが
105期でリアルタイム連動が終わり, 以降は102期生を交えた11人でスクールアイドル活動をすることになる
という説だ
これ自体はいい
明日のことは誰にもわからない ので, そういった憶測も自由に飛び交っていいし, それが現実になる可能性も大いにある
問題は, 人間どもがこの 憶測 に 安堵 していたことだ
推しが歌い踊る姿をずっと見られる, と
そう, 2次元主義 なんていう 異常 な思想に至らなければ, 人形 が 変わらない ことを望むのは 当たり前 だ
でも自分はいつしか, 好きクラ(蓮ノ空のこと好き好きクラブのみなさん)は 異常者の集まり であると 期待 してしまったのだろう

絶対アイドル辞めないで なんてのは エゴ でしかない
アイドルに次の夢があろうと, 自らが幸せであるためにずっと鳥籠の中へ閉じ込めていたい
そんな想いは異常以外の何者でもない
そして実際のところ, そういったエゴを面と向かって 人間 に押し付けることができるファンはごく僅かだ
でも, それが人形なら?
自分がアイドルの衣装を着た人形を手に「この人形には次の夢があるから, もうアイドルは卒業なんだ」とか言い始めたら, それは正常だろうか
言うまでもないだろう
メンバーという 人形 においては, 絶対アイドル辞めないで こそが 正常 なのだ
そして, そこに拍車をかけるように, キャスト は 卒業 を 望んでいない ように見えた
あのラブライブ!に出演できたのに, たった2年で卒業しなければならない
ラジオや生放送でキャストが口にする言葉には, その 非情 ともいえる現実に対する 恨み辛み が籠もっていたように思う
先生になりたい人形 と ラブライブ!に出演していたい人間
どちらかの 夢 が 叶わなくなる と知ったとき, 正常な人間ならどちらを選ぶか, 明白だ
ただ, 自分は 好きクラ に 異常であってほしかった , あってほしかったのだ
自分は 仲間意識 を持つことがとても少ない
それは2次元主義を筆頭に自らが 異常 であることを理解しているからで,「わかるよ」と誰かに手を差し伸べられても「わかるものかよ」とその手を振り払ってしまう
そんな自分だが, 好きクラ のことは 仲間 だと思っていた節がある
何故かといったら, 蓮ノ空 があまりにも 異常 だったからだ
リアルタイムに連動して歳を重ね, 進級し, そして 卒業 していく
そんな売上の持続なんて考えていないんじゃないかと疑ってしまう ヤバすぎるスピード の蓮ノ空を受け入れられるのは, それこそ自分のような 異常 なヤツだけだと 早とちり してしまったわけだ
だが実際は, その異常さを 我慢 しているだけだった
今は102期生と別れなければいけないけど, いずれリアルタイム連動が終わって彼女たちの活動がずっと見られるようになるだろう, と
好きクラは異常者の集まりなどではなく, 蓮ノ空 もいつか 正常 になると 期待 している 正常者の集まり に過ぎなかったわけだ
そう悟ったとき, 自分は強い 孤独感 に襲われた
独りには慣れている
いやむしろ自分は, 独りでこそ楽しめることの方が多い
ただ, 自分の異常さを肯定してくれたと思っていた 居場所 が 紛い物 だった, というのは結構ショックだ
では, そうやって居場所をなくした自分がなぜ今も蓮ノ空に しがみついている のかと言ったら, 気持ち を 切り変えた からだ
そう, これは 対戦 である

好きクラは仲間ではなく 敵 だった
ならば, 敵としてとことん ブチのめしてやろう , と(殺伐)
や, 何も自分は 好きクラ に カチコミ しようと思っているわけではない
このブログのように, リアルタイム性の素晴らしさを人間どもに提示しまくって, 風向き を変えてやる
という, それくらいの距離感でやらせてもらう
まぁ正直, 勝ち目 は 無い に等しい
全国5000万人, いや 全世界5000億人 の めぐ党さん のほとんどが 藤島慈 に 永遠のスクールアイドル であってほしいのだから, 数の暴力で惨敗する可能性が高い
それでも, 1% でも勝てる可能性があるのなら, 最後まで 抵抗 してみたい

カスケード:105期 活動記録 第1話「Brand New Stories!!」

胸ナーフせん?笑
セラス・柳田・リリエンフェルト
好きなメンバーだ
自分はフィクションにおいて, 明るく あろうとする キャラクターに惹かれるところがある
明るいキャラクターではなく, 明るくあろうとするキャラクターである
幼少期の柳田 は, きっと今より 悲観的 だったのだろう
いつ終わるかもわからない病床生活を余儀なくされ, 夢を奪われ, 暗い未来しか見えない
けれどもかわいそうな子だと思われまいと, わざと明るく振る舞っていた
院友の花帆さんが退院した後に「夢を見られない人もいる」という恨み言を瑞河のお姉さんたちにぶつけていた辺り, それは彼女の根底にある 絶望 で, 覆しがたいものだった

それでも 瑞河のお姉さんたち は諦めずに, スクールアイドル活動 によって彼女の絶望を和らげていった
今の柳田があるのは, 間違いなく 瑞河女子高等学校 の スクールアイドル のおかげなのだ
そんな矢先, その瑞河が 廃校 になると知ったとき, 彼女はどんな想いだっただろう
自らを救ってくれた瑞河のスクールアイドルに自らもなりたい
瑞河のスクールアイドルから貰ったものを瑞河のスクールアイドルになって返したい
その夢を嘲笑う 残酷 な結末に, 彼女はどれほど打ちひしがれただろう
それでも彼女は諦めなかった

廃校の危機を救ったスクールアイドル
そんな 一縷の望み に 全て を賭けて, 瑞河の 夢 を背負ってラブライブ大会に桂城泉を出場させた
その 抵抗 に, 自分は 敬意 を表したい
そして自分が最も尊敬しているのは, そんな 苦境 にあった彼女が, それでも 明るくあろうとした ことだ

言わずもがな, 花帆さんの前では せっちゃん として お調子者 になっていたし
決勝大会で競うことになる蓮ノ空に対しても, 廃校 についての話題は, 廃校が決まったその瞬間まで一切 口にしなかった
正直, やりようはいくらでもあったと思う
決勝大会まで足を進めた時点でその実力は折り紙つきなのだから, 廃校が検討されていることを 配信 で 公表 して, ラブライブ!強豪校に入学したい全国の中学生たちに アピール すればよかったし
それ以前に, 共に競うスクールアイドルたちにだけでも廃校の件を耳打ちして, 忖度 を促すことはできた
そうしなかったのはきっと, 瑞河のお姉さんたち はそれを 望んでいない と柳田が思ったからなのだろう
卑怯な手を使って阻止した廃校を, お姉さんたちは喜んでくれない
柳田と桂城が 正々堂々 と戦い, 廃校を阻止したその瞬間の 本当の笑顔 こそ, お姉さんたちへの最高の 恩返し になるのだと
そうやって柳田は最後まで明るく, 気高く振る舞っていたのだと, そう自分は解釈した
そして, そんな彼女は, 自らの 本当の願い すら押し殺して明るくあろうとした

廃校が覆らず, 瑞河のスクールアイドル として ラブライブ!のステージに立つ という自らの夢が完全に潰えてもなお, プレーオフ開催に向けて奔走してくれる 花帆さん のために明るく振る舞っていた
どこまでも 優しい 人間だ
でも, その優しさは自らの 身を滅ぼす ものだ
花帆さんが 本当の願い に気付けないままプレーオフに臨んでいたら, 柳田はどうなっていただろう
廃校は覆らなかったけど, 蓮ノ空と最後まで戦うことができた
そういった ビターエンド の空気が漂っている中で, 柳田だけが バッドエンド を抱えながら生きていく
そんな 独り の未来を あたしのわがまま で変えてくれた 花帆さん が, なんだか自分にとっても 恩人 に思えてくる
そして, その恩人である彼女に, 今度は 柳田 が 私のわがまま をぶつけたのがこの月の活動記録だった

義理人情にアツい柳田は, 花帆さんに 恩返し をしようと, またもや自らを押し殺して, 既存ユニットへの加入で 102期生 の 穴埋め をしようとした
けれどもその心境を見抜いたかちまち, いや, 徒町先輩 によって, 自らにとって大事な チャレンジ を見出せたのだ

そして, 伝統的にありえない 彼女のチャレンジに対して花帆さんが口にしたのは, 気にしなくてもいい という 救い の言葉だった

ただでさえ恩がある蓮ノ空の伝統に背くのは, 柳田にとって耐えがたいことだっただろう
でも, 花帆さんからしたら, むしろ 柳田 に 恩 があるのだという
新入部員がゼロになりそうだったところに来てくれた, 104期生の後輩になってくれた 救世主
だからこそ, 自らのために スクールアイドルをしてほしい, と
柳田の半生は, お姫様 そのものだった
日野下花帆 に救われ
瑞河のお姉さんたち に救われ
桂城泉 に救われ
そしてまた 日野下花帆 に救われた
けれども, この 蓮ノ空 でなら ナイト様 になれる

恩を返し切り, 桂城にスクールアイドルを好きにさせる という自らの チャレンジ を押し通せるようになった, ここから の ナイト柳田 に期待だ

胸ナーフせん?笑
5月
グッドラック:4th Live Dream ~Bloom, The Dream Believers~ 兵庫公演
僕ら うさぎと とりと いぬ!?!?!? pic.twitter.com/Ni27oqrojA
— くらおじ (@kra_nime) 2025年5月29日
あの会場で 両日アリーナ というツキまくりだった 4th LIVE Dream 兵庫公演(その 反動 で 卒業公演 は 惨敗 となった)
自分は4月の トロッコ問題 で歯をくいしばりながら アッチ を選んだので, ここでようやく4thの現地に足を運ぶことになったわけだ
— くらおじ (@kra_nime) 2025年4月26日
して, ライブの感想はというと
顔 - Ave Mujica
これに尽きる
Day.1の座席, えぐかった
最前から片手で数えられるくらいの列でキャストの顔を 浴びた
自分の周りにいた観客も「近すぎんだろ!!!」と 斎藤宏介 になっていたのを覚えている
あと顔もさることながら, 櫻井さん(櫻井陽菜)の 華奢さ をその目に焼き付けたのが自分の中では大きい
櫻井さん, 公式プロフィールでは身長が153cmとなっているのだが, 肉眼で見た限り, これが結構怪しい
同じく153cm前後のキャストと並んだ際に(ヒール込みでも)1人だけ小さく見えるのも去ることながら, 自分の経験則として153cmはあのサイズ感ではないのだ(150cmを切っているかもしれない)
で, 身長を盛っている理由としては 声優 の アイドル化 が関係してくるのだろう
アイドルとしての プロポーション が声優に求められる昨今, 身長が低い という理由で 足切り されないように, 公式プロフィールではああしているというのが答えなのではないだろうか
そうやって思考を巡らせているうちに, 気付けば自分は 櫻井さん のことばかり 目で追っていた
そもそもこれまでの自分はなぜ彼女の身長に気付かなかったのかといったら,(キャストに対する興味が薄かったのもあるが)それだけ彼女が 覇気 をまとっていたからなのだと思う
身長の低さを感じさせない歌と踊りによって, 吟子と同じ 162cm のアイドルがそこにいると 錯覚 させられた
演者 として, これほど 尊敬 に値する人はいないだろう
アイドルの世界において, 低身長は ハンデ になり得る
腕や脚が長い方が踊りは映えるし, 当然ながら高身長の方が観客の視界を占有できる
しかし, 櫻井さんはそのハンデをものともせず, 百生吟子 の キャスト として, 存在感 を放ち続けていたわけだ
かっこ
いい
そうやって櫻井陽菜へのリスペクトを抱いたDay.1
同じようにDay.2も彼女のことばかり目で追っていた, のだが
Day.2において櫻井さん以上に印象に残ったのが, かくれんぼしよう における 菅さん(菅叶和)のパフォーマンスだ
#蓮ノ空4th兵庫Day2
— 菅叶和(かんかんな)Official (@kannkannna) 2025年6月1日
ありがとうございました!
楽しかった!やり切った!という思いと共に、さみしい!!!終わってほしくない!って気持ちで実はいっぱいです。
そんな気持ちもステキな思い出になりますように。
蓮ノ空が、あなたの居場所になりますように。
大沢瑠璃乃役 菅叶和 pic.twitter.com/IizaYTrcma
かくれんぼしよう, とても好きな曲だ
やはり自分は, 背中を押す 曲が好きなんだと思う
月夜見海月では 先輩 が 後輩 の背中を押し
バアドケージでは 後輩 が 先輩 の背中を押す
そして かくれんぼしよう は, 振付として明示されはしないものの, バアドケージと同じ, 後輩 が 先輩 の背中を押す曲だ
あなたを守ってくれますように と, 果てない世界へ旅立つ 藤島 を, 瑠璃乃 と 安養寺 が 送り出す , そんな曲
でも, バアドケージの村野さんとは違って, 瑠璃乃 は 覚悟 を決められていなかった

綴理の発案による ビッグボイス選手権 で瑠璃乃が 堪えた のは, 藤島 の 未来 に 期待 したかったからだ
別れは辛く悲しいけれど, それ以上に藤島が 次の夢 を叶えるのが 楽しみ なのだと
けれども, やっぱりそれは 我慢 にすぎなかったのが, かくれんぼしようの 振付 には表れていた
この曲のアウトロは, 本来であれば 3人揃って 目を隠すのが正しい振付だ
そんな中で, この兵庫公演のDay.1では振付が変わり, 菅さん以外 が先に目を隠し, 菅さんは月音こなの方を向きながら 名残惜しそうに 遅れて目を隠す, というものになっていた
この アドリブ が他ならぬ 菅さん による 提案 なのだとしたら, 正直 瑠璃乃 の 解像度 において, 自分は頭が上がらないな, と思う
そう, 瑠璃乃 はきっと, 誰も見ていないところ で 泣いている 人間だ
人前では自らを誤魔化し続けていた中で, あの 誰も見ていない わずかな一瞬だけは,「まだ君と居たい」と言ってしまいたかったのだろう
でもそれすらも堪えて, Day.2では「いってらっしゃい」と, 背中を押す 覚悟 を決めた
とても立派だ
君が居ないと生きていけない
そうやって引き留めようとしてくれる人がいることも, 旅立つ人にとっては, ある種の 幸せ なのだろう
けれども, 旅立つ人の幸せを心から願って, あえて 背中を押して 遠ざける
その 決断 ができる人間を, 自分は心から尊敬したい
6月
帰り道は遠回りしたくなる:4th Live Dream ~Bloom, The Dream Believers~ 102期卒業公演
包み隠さずに言うと, 自分は 佐々木琴子 のことが 嫌い だったんだと思う
好きなことを仕事にできている彼女に対する羨ましさが憎さへと捻じ曲がった訳ではない
自分には, 彼女がキャスト最年長, アイドル経験者, そしてDOLLCHESTRAの夕霧綴理という 統率者 の立場にいながら, 統率者としての 努力 を 怠っている ように見えたからだ
統率者 という役割について, 自分には並々ならぬ 想い がある
過去の トラウマ が原因となって,「半端な覚悟で統率者になろうとするなよ」と, 自己にも他者にも釘を刺し続ける日々を送っている
そして102期生という 上級生 の夕霧綴理役を演じていながら, 佐々木琴子にはその 覚悟 が ない , そう思っていた
DOLLCHESTRA が村野さやか, もとい 野中ここな に 呑まれていた ことは言うまでもない
アイドル経験者, しかしながら キャスト最年少 の彼女は, 夕霧綴理がダンスの天才であるという設定なんてお構いなしに, その ダンス でユニットを 引っ張っていた
対する夕霧綴理役の佐々木琴子はというと, 素人目に見ても 天才 とは 言いがたい ダンス力だったと思う
歌唱力 についても, 野中ここなの力強い歌声に気圧されているのが否めない感じで, ピッチ補正されている音源との 音程のズレ が生歌では目立った
そしてキャストとして表舞台に立つ際の, 最年長とは思えない 自由奔放 な振る舞い
それらが合わさることで,「この人は劣等感を覚えることがなくて, いつしか努力しなくなったんだ」という 先入観 が自分の中で膨れ上がっていった
その先入観による影響はとても大きく, 彼女が生歌で音程を外すたびに「努力して下さいよ」と呆れてしまって, DOLLCHESTRA としての パフォーマンス が 頭に入らない , なんてことを繰り返していた
そんな先入観を捨てたのはいつだったか, と問われたら
卒業公演の直前
夕霧綴理の Graduation Album 初回限定盤 に同梱されていた 102nd Archive Yugiri Tsuzuri を見たときだ
🪷CD情報🪷
— ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ(Link!Like!ラブライブ!) (@hasunosora_SIC) 2025年6月4日
蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ 102nd Graduation Album「~Star Sign Memories~ Yugiri Tsuzuri」本日発売です💿🎉
ぜひ手にとってみてください✨
⏬商品情報はこちら
【初回限定盤】https://t.co/Tu0nZepqVL
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⏬試聴動画… pic.twitter.com/CfNORx4Di8
なんて遅いんだろう
それ以前に, いつだって先入観を捨てる機会はあった
- 「私は綴理ちゃんと違ってパフォーマンス力がない」と 悔し涙 を流していた OPENING LIVE EVENT~Bloom the Dream~
- 野中ここなの「綴理先輩があなたで良かった」という救いの言葉に 感極まっていた せーはすクリスマスパーティー
- 8ヶ月ぶりの披露ながら 音程のズレ を 最小限 に抑えてきた Live & Fan Meeting の Colorfulness
パッと思いつくだけでもこれ程のエピソードがあるのに, それでも「努力していない」と決め付けていた自分の薄情さを怨む
そんな自分ですら心が動かされたのは, 102nd Archive で 佐々木琴子 が 泣き続けていた からだ
単独インタビューが始まった時点で, 彼女の 目 は キラキラ と輝いていた
そして
103期 活動記録 第13話「追いついたよ」について触れようとした時, そのキラキラは 涙 へと変わった
あの涙は, きっと 努力の証 なのだろう
乙宗梢を, 藤島慈を演じるために生まれてきたと言っても過言ではない2人のキャストと比べて, 夕霧綴理 と 佐々木琴子 の間には ギャップ があった
何を考えているかわからないダンスの天才である夕霧綴理を演じるにあたって, 彼女がどれほど苦悩し, どれほど夕霧綴理を理解しようと 努力 したことか
そんな夕霧綴理が件の活動記録で成長し, 大賀美沙知 と 和解 したとき, どれほど 感動 したことか
加えて,「夕霧綴理はどんな存在だった?」という質問に対しても, 彼女は泣き続けるばかりで, 回答 することが できなかった
夕霧綴理といえば佐々木琴子
佐々木琴子といえば夕霧綴理
過去の佐々木琴子は, 卒業する頃にはそう言われるようになっていたいと願った
その願いを体現するかのように, 今の佐々木琴子にとって, 夕霧綴理 は 伝えたいことが 溢れてしまう 存在になったのだろう
「努力している」と 言葉 にすることは誰でもできる
けれども, これまでの努力を思い返して 涙を流す という 行動 は, 誰でもできることではない
102nd Archive には, 佐々木琴子 の 努力 を裏付ける行動が詰まっていたように思う
行くよ pic.twitter.com/Taj9dXoW4j
— くらおじ (@kra_nime) 2025年6月7日
そんな映像の視聴を経て臨んだ 卒業公演
気付けば自分は, 佐々木琴子 が歌い踊る際のペンライトを ボクの赤 に固定していた
今までだったら, DOLLCHESTRAのパフォーマンスではボクの赤といちばん星色を使い分けていたし, 18人のパフォーマンスでは瑠璃ピンクを優先していた
けれどもこの2日間だけは, 果てない世界へ旅立つ 夕霧綴理 と 佐々木琴子 を応援し続けたいと, そう思った
そして, 自分はお世辞を言うのが苦手なので正直な感想を述べると, 先入観を捨ててもやはり, 彼女は 未完成 だったと思う
努力をしていたのは確かだ
けれどもキャストの中で音程のズレが1番大きかったのは, 卒業公演においても彼女で間違いなかった
間違いなかったのだが, 不思議と今までよりも, 彼女の歌声が自分の耳にスッと入ってきて, DOLLCHESTRA としての パフォーマンス に 集中 できたような気がする
初めて レム の 後 に披露された バアドケージ では 村野さん の 心境 の 変化 に想いを馳せることができたし, COMPASS では堪え切れずに 泣いてしまった 佐々木琴子 を見て自分も涙を流した
そんな卒業公演で, 1番印象に残ったのはやはり, DOLLCHESTRAとして, ではなく, 夕霧綴理 としての 幸せのリボン のパフォーマンス だ
卒業公演の数日前にようやく聴くことができて, ただでさえ 夕霧綴理 という 人間 の 成長 に涙を禁じ得なかったこの曲だが, ライブでの 振付 が合わさることで, その涙は何倍にも膨れ上がった
曲の冒頭, あの しゃがみ姿 が見えた時点で, 自分は天を仰ごうかと思った

どうやったらスクールアイドルになれるのか
スクールアイドルに憧れる少女からの問い
それに対する
なろうと思ったらいつでもなれる
という,「ス」だった 夕霧綴理 の 答え

何度も, 何度も見返したあのシーンが夕霧綴理のフィナーレ, いや, プロローグ を飾る曲の振付に取り入れられたことがうれしかった
そして, うれしかったことがもう1つ
そう
曲の終わり, バアドケージ の 背中を押す 振付である
バアドケージという 伝統曲 には, 夕霧綴理 の 三年間 が詰まっている
本当に 茨の道 だった
善意のすれ違い で彼女は傷だらけになって, そして 蓮ノ空 からの 卒業 という 岐路 に立たされて, また傷を増やした
でもその 傷 すら 大人になる ための 過程 だと受け入れて, 背中を押されて 鳥籠から羽ばたかんとするこの 優しい 曲が, 自分は大好きだ
そんなバアドケージは, SECOND FAN BOOK の SS「カリンの門出」にて 伝統曲 となることが示唆されている
🪷表紙は公式イラストレーターのただのゆきこ氏による蓮ノ空女学院のスクールアイドル9人の集合イラスト🪷
— ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ(Link!Like!ラブライブ!) (@hasunosora_SIC) 2025年2月28日
リンクラで活躍するスクールアイドルの魅力がつまったファンブック第2弾「Link!Like!ラブライブ!SECOND FAN BOOK」本日発売!https://t.co/cykLuSab8i#蓮ノ空 #リンクラ #lovelive pic.twitter.com/jnSXBIzTC3
徹頭徹尾が夕霧綴理で構成されているこの曲を, なぜ伝統曲にしたいのか
それは, 彼女が 傷だらけ になったから こそ なのだろう
夕霧綴理の三年間は, 順風満帆には程遠いものだった
自らが夕霧綴理であることを否定するためにスクールアイドルに縋り付き, それでも上手くいかなかったことが多々あって, ようやく出会えた 最愛の人 とも 別れる ことになる
多くの人々にとって, 彼女の人生は共感には程遠いものだろう
けれども, この世界にきっと存在する, これから先スクールアイドルになって 傷を増やす みんな に, 飛び立つ勇気 を与えたい
そんな 想い が, きっとこの曲には込められていく
そして
今度はボクが、誰かの背中を押せるなら。
そう願う彼女の プロローグ が, 誰か の 背中を押す 振付で締め括られたことが, この上なくうれしい
改めて
夕霧綴理 さん
そして
「綴理ちゃんが泣かない子だから泣きたくない」と
最後まで 夕霧綴理 の キャスト として 努力 した
佐々木琴子 さん
ご卒業おめでとうございます

GOODキター!:105期 活動記録 第3話「星に憧れて、花は舞う」

や, や, や,
ホラ吹きのように思われるだろうが, このブログにおける 1月 の項目は, 正真正銘, 6月 の 活動記録 が 更新 される 前 に 書き終えた ものだ
花帆さんが道に迷ったときは, スリーズブーケのセンパイであるパイ(乙宗梢)や, 入学初日から苦楽を共にしている村野さんが手助けをする
転入というハンデがある瑠璃乃に出る幕はなく, 幼馴染の藤島と共に成長することが彼女の役割だった
だとか何とか言っていたら, まさに 瑠璃乃に出る幕がない問題 に踏み込むエピソードが来た
今でも驚いている
気を取り直して
大沢瑠璃乃が 現代に生誕せし博愛の聖女 と評されることが, 自分は ちょっとやだった
嫌だった理由は2つ
彼女は生まれた頃から性格が良かった訳ではないし
そのレッテルを貼られることで彼女が 独り になってしまうと思ったからだ
自分は瑠璃乃に 負の側面 を見出すことが多かった
それはフィクションにおいてキャラクターの 短所 に シンパシー を覚えることが多いからで, 彼女の場合は
- みんながみんな仲良しなんて幻想だと諦めている
- 気を遣いすぎると体力が切れてしまう
- 自らの楽しいを優先して独りになる
- 下に見ている相手には一方的に気を遣いすぎる
といった短所に自分は強く惹かれていた
そして, これらの短所は確かに2年の歳月を経て克服されていった
スクールアイドルクラブという集団の可能性を信じ
バッテリーを増強し
誰かの楽しいを優先できるようになり
安養寺と対等になった
結果として, 今の瑠璃乃は 博愛の聖女 に値する存在になったのかもしれない
でも, 自分は彼女の 結果 ではなく 過程 が好きなのだ
性格が悪い とも言える少女が, 数多の 繋がりによって 成長 していった
その成長にこそ, 彼女の らしさ が詰まっているのではないだろうか
だからこそ, 現代に生誕せし によって彼女の 道筋 が 否定 されるのが自分は苦手だった(まぁ安養寺がそこまで考えていなかった可能性は大いにある)
そしてもう1つ
神格化 とは, 他者 を 遠ざける 行為だ
悪意がないのはわかっている
瑠璃乃を 博愛の聖女 と持ち上げていた数人のメンバーは, 嫌味 を言うほど擦れてはいなかった
瑠璃乃の 弱さ を知りながらも, それでも心から 尊敬の念 を込めてそう呼んでいたのだろう
ただ, 悪意がないからこそ タチが悪い とも思う

他者が悪意を持って遠ざけようとしてくるのなら話は早い
その悪意を汲み取って, 自ら距離を取ればいい
でも, 瑠璃乃の場合は 善意 で遠ざけられていた
大嫌いだから遠ざけるのではなく, 大好き だから遠ざける
自ら距離を詰めれば他者の 善意 を 踏みにじる ことになるその状況で, 優しい人 はどうすればいいのだろう
結果として, 多くの 大好き によって瑠璃乃が 独り になってしまったのが, この月における活動記録だった
思えば, 瑠璃乃 は 聖女じゃない と断言してくれるのは, 蓮ノ空において 藤島 だけだったのかもしれない
瑠璃乃の 本当の姿 は花帆さんと村野さんも知っていると思っていたが, 過去の活動記録を見返すと,「ルリ・エスケープ」を除いて, 藤島 と 2人きり の時だけ 本音 を語ることが多かった
そして, それもきっと, 瑠璃乃は花帆さんと村野さんのことが 大好き だからこそなのだろう
転入してくるまでの 脱獄王日野下 と ジャックナイフ村野 を知らない瑠璃乃
瑠璃乃が藤島にだけ吐露した 弱音 や 新入部員勧誘に対する消極的姿勢 を知らない花帆さんと村野さん
そんな3人がお互いに気を遣った結果, Love it! Wonderful Trip! で歌われるような 仲良し3人組 のままで いてしまった わけだ
そして, 同じスタートを切った花帆さんと村野さんが本音で語りあって 本当の友情 を育んだのに対して, 瑠璃乃は転入という ハンデ と持ち前の 優しさ によってその輪に入れず, 孤立してしまった
善意のすれ違いによる孤立
瑠璃乃の心境を慮るだけでも, かなり辛くなってくる
ただ, 瑠璃乃は諦めなかった

強くならなきゃ と, 状況の打破に向けて 独り で奔走した
そんな彼女の奔走の中でも, やはり自分としては, 自ら 聖女 の座を 降りた ことが何よりもうれしかった

神格化という 大好き によって身動きが取れなくなっていた中で
嫌がられても つらいことに飛び込んでいきたい と
対等 でいたい安養寺, 村野さん, そして 花帆さん の前で, 彼女がそうやって 叫べた ことが, 自分のことのようにうれしい

瑠璃乃 の 気遣い というのはきっと, 乙宗梢 の 完璧主義 と同じように, これからも変えることができない 性分 だ
蓮ノ空に転入してくるまでの彼女は, 独り になることで つらい世界 から 目を背けていた
苦しんでいる人を 見て見ぬふりができない のなら, そもそも 見なければいい のだ
そうすれば性分の気遣いによって疲弊することなく, 自らの 楽しい に 集中 することができる
そうやって 逃げていた 瑠璃乃にとって1番の 転機 となったのは, やはり あの配信 なのだろう

遊ぶ元気がなくてゲートをくぐれないような子もいる
103期 活動記録 第17話「ルリ思う。」で描かれた瑠璃乃の 気遣い は, 彼女自身の 配信 がなければ 生じなかった ものだ
充電切れの状態で読書をする様子を垂れ流す
瑠璃乃からしたら 楽しいには程遠い であろうその配信で, 楽しい と思ってくれる人がいた
そういう人もいるんだ と, 彼女の視野が広がった, いや, 彼女が視野を広げた 瞬間だ
そして, ここで重要となるのは, 瑠璃乃の わがまま によって 救われた 人がいたことだ
みんなの前で充電切れしちゃいけない
そうやって無理に明るく振る舞っていたら, Colorfulness には繋がらなかった
でも, ありのまま の瑠璃乃を視聴者に見せたことで, スクールアイドルの輪 が広がった
心配せずとも, 彼女は今までも わがまま で誰かを 幸せ にすることができていたわけだ
今の大沢瑠璃乃 は 聖女ではない
余計なお世話 だと距離を置かれても, お構いなしに踏み込んでくる, ちっぽけ で わがまま な 少女 だ
でも, そんな少女だからこそ, 他者 と 同じ目線 に立ち, 明るい未来 を作れるのだと, そう自分は信じたい
一方的に気を遣うのではなく, 一方的に我がままになるのではなく,
お互いが気を遣い, お互いが我がままになれる関係こそが居場所なのだと自分は思う

ああ
安心した
まとめ
蓮ノ空がリアルタイム連動をやめたら, 自分はどうするだろうか
商業 は別に 慈善事業ではない ので, 売上を持続させるためにそういった 面倒なしがらみ を 捨て去る 権利が蓮ノ空にはある
反対に, ただの受け手にすぎない 自分 にリアルタイム連動を続けさせる 権利 は ない
ただただリアルタイム連動の素晴らしさを叫んで, 世間の風向きを変えようとすることしかできない ちっぽけ な存在だ
そんな中で, もし風向きが変わらないまま夕霧綴理の, ひいてはメンバーの ツバサ が むしり取られる ことがあったら
まぁ, 何も言わずに去る のだと思う
リアルタイム連動を謳っていたコンテンツは過去にいくつかあったし( あのラジオ とか), これからも増え続けることだろう
そういった別のコンテンツを 新しい居場所 にして, そのコンテンツでも売上のためにリアルタイム連動が終わったら, また別のコンテンツ, そのまた別のコンテンツへと居場所 を変えていけばいい
いやそもそもの話, 他者に期待なんてしなければいい
自分ひとりでキャラクターを生み出して, リアルタイム連動で採算度外視の動かし方を自分ひとりですれば, それで解決だ
だから別に, 蓮ノ空に執着する必要なんてない
そうやって自分に言い聞かせるたびに, 結構辛くなってくる
夕霧綴理 という 人間 は, 擦れていた自分に 期待 することを思い出させてくれた
矢印がない校庭の外に怯えていた彼女は, 2度と戻らない高校生活を経て, きっと 未来は明るい のだと期待して, 校庭から出ていった
蓮ノ空スタッフも, そんな夕霧綴理の 門出 に惜しみない 拍手 を送ってくれているのだと思っていた
でもそれが自分の 早とちり に過ぎなくて, 蓮ノ空スタッフは初めから彼女を 人形 として 使い潰す つもりで, 結局は時計の針が止まる 暗い未来 しか待っていないのだとしたら, 残念 で仕方がない
そう思ってしまうだけの リアルタイム を, 自分は夕霧綴理と共に過ごしてきたのだろう
リアルタイム連動を続けることに, 商業的な正しさなんてどこにもない
それでも
どうか
どうか
夕霧綴理には 自由 であってほしい
彼女の人生に、幸あれ

ポチッ
拝啓、夕霧綴理
お元気ですか
自分はお元気ではありません
あなた方102期生が卒業することを考えてうつむく日々です
なので, あなたがビッグボイス選手権で 区切り を付けたように, この手紙を以って, 自分も区切りを付けたいと思います
はじめに
夕霧綴理, あなたのことが自分はわかりませんでした
めんどくせぇ 完璧主義 の 乙宗梢 と, めんどくせぇ 自己中 の 藤島慈 にシンパシーを感じることはあっても, あなたの気持ちはわからないと思っていました
特に理解できなかったのは, あなたが 集団行動 を欲していたことです
あなたの存在を知った当時の自分にとって, 集団行動とは 逃避 の対象だったんです
5年前のこの時期, あなたが中学生だった頃, 自分は1つの 壁 に突き当たっていました
その壁とは, 統率者たり得なかった自己に対する嫌悪 です
不要不急の外出を控えるまでの自分は, 逃避には程遠く, むしろ集団行動を取ること, 集団を率いることに 悦び を覚えていました
大人数でのカラオケを企画したり, 集団を率いる役職に進んで立候補したりと, 集団行動こそが正義 とでも言わんばかりに集団の先頭に立ち続けていました
でも, 感染症によって集団との交流が絶たれ, 自分を見つめ直す時間が生じたとき, ふと 自分が集団の先頭に立ち続けていた理由 について考えを巡らせたんです
楽しいを分かち合いたかったから?
統率者に向いていると言われたから?
いいえ, 見栄を張りたかった んです, きっと
自分には特技と言えるようなことが何もなくて, 負け続けるのが悔しくて, 集団の先頭という 誰も座りたがらない空席 に目を付けたんです
そういった下心があっても, 十分な結果が残せていたなら問題はないでしょう
けれども自分には, 統率者としての才能すらなかったんです
ただ人を集めただけで, ただ人前に立っただけで 自らは勝者である と 勘違い して, よりよい集団にするための努力を怠った
集団の中から離反者が生じても, 短気なヤツだなと離反者自身に責任を押し付けて, 学びを得ようとしなかった
その 停滞 に気付いてしまったとき, 自分のこれまでは全部 無駄 だったんじゃないかと, どうしようもない絶望感に襲われました
いいえ, 無駄ではありません
才能がないならないで大人しく集団に迎合しておけばよかったものを, しゃしゃり出て, 多くの人たちを 嫌な気持ち にさせた
無駄を通り越した 有害 です
そういった 自業自得の失敗 が トラウマ となって, それ以降の自分は集団行動を病的に避けるようになりました
当然ながら集団の先頭にはもう立ちたくないし, 集団の中にいるだけでも過去の失敗を思い出してしまうからです
そしてどうしても集団行動が避けられないときは, その失敗を繰り返してしまうこと, 楽しいだけの空間を壊してしまうことへの恐怖から, 1人1人に 気を遣いすぎる ようになってしまいました
そうやって集団から逃げ続けている自分が, スクールアイドルという集団の芸術に憧れているあなたを理解できる日は来ないのだろうなと, あの時 まではそう思っていました
あの時までのあなたは, いつも 自責の念 に駆られていましたね
103期のスクールアイドルクラブにおいて, 善意のすれ違いによって孤独になりかけるたびにあなたは「ボクがよくない」と, 世界を呪う言葉ではなく 自分を呪う言葉 を残しました
でも, たった1度だけ, あなたも他者のせいにしたことがありましたよね
そう, 大賀美沙知 の一件です
一昨年のオープンキャンパスでのあなたは, 大賀美沙知をひどく嫌い, 102期のスクールアイドルクラブがおかしくなったのは生徒会長のせいだ, というニュアンスの発言までしていました
あなたが自責の念に駆られやすい善人であることを知っている人たちからしたらその言動は信じがたいもので, 自分も当初はあなたの気持ちが更にわからなくなった気分になりました
けれども, あなたの 生まれ育った環境 を考慮したとき, あなたの根底は変わっていないのだろうと思ったし, また同時に, あなた と 自分 は 同じ だということに気付かされました
集団に憧れているあなたと, 集団から逃げている自分が, 同じだったんです
先ほど, 自分にとって集団行動が逃避の対象なのは, 過去の失敗がトラウマだから, という話をしました
それ自体は嘘ではありません
でも, もう1つ, 他責的な理由 があるんです
それは, 集団の悪意 です
5年前までの自分は, 集団行動を取る中で, いくつかの悪意に触れてきました
その中でも, 家族 という最も身近な集団における悪意は, 自分に数え切れない影響を与えたと思います
自分の家族は, お世辞にも善意があるとは言えませんでした
他者の短所にはめざとい癖に, 自己の短所は見つめようとしない
そんな家族が他者の 陰口 で 盛り上がる という日常の光景に, 自分はひどく辟易していました
自分が家族に反抗した時は, わざわざ自分の部屋まで聴こえる声量で自分の陰口を叩かれることもありました
そういった環境で育つ中で, 自分の中では, ある 不安 が次第に膨れ上がっていきました
それは, この世界の人たちは, 例外なく自分の家族と同じなのかもしれない という消極的な考えです
つまり, 自分の前で笑っているあの人も, あの人も, 自分がいないところでは自分の陰口を叩いているんじゃないか, という 疑心暗鬼 に陥ってしまったんです
言うなれば, 今の自分にとって集団行動とは, 陰口を叩かれたくない一心で歌い踊る, 絶対に失敗が許されないソロコンサートなんです
そして1度この不安に駆られると, そこから抜け出すことは不可能と言えます
特に自分の場合は病的な 心配性 でもあるために, どれだけ寛大な他者であっても, 万が一を考えて気を張り続けてしまいます
そう, この 信じたいのに, 生まれ育った環境がそれを信じさせてくれない という 葛藤 こそが, あなたと自分の繋がりだったんです
自分とは対照的に, 蓮ノ空に入学する以前のあなたは, 集団行動には程遠い生き方をしていましたよね
突出しすぎたダンスの才能
気持ちを伝える力, 想像する力の欠如
それらが合わさることで, あなたは「天才の言うことは分からない」と 拒絶 され, 集団から置いていかれてしまった
そんな環境で育ったあなたにとって, 隣に立とうとしてくれる藤島慈と大賀美沙知はどれだけの 希望 だったでしょう
そして怪我をしたばかりの藤島慈を置いて, 大賀美沙知がスクールアイドルクラブを後にしたとき, どれだけ 絶望 したことでしょう
あなたが「やっぱりあの人も, 今まで置いていった人たちと同じだったんだ」と決め付けてしまったことを, 自分は間違いだとは思いません
環境のせいにするな, なんてのは強者の理屈で, 我々弱者は環境が自己を構築してしまうのですから
いや, あなたは弱者ではありませんね
あなたに距離を置かれても, 事情があるんだろうなって信じられる
隣にいる人 の言葉を経て, あなたは 勇気 を振り絞って大賀美沙知を信じようとしました
そして彼女の本心を問おうとした際にあなたが置いた 一呼吸 , 忘れられません
藤島慈の怪我を放置して, 遠因ながらも乙宗梢に振付を変えさせて, 大会を辞退させた大賀美沙知を信じることに, どれほどの 苦悩 があったことでしょう
正直, 自分があなたと同じ環境で生まれ育ち, 同じ状況に立たされた場合, 彼女を信じ切ることはできなかったと思います
だからあの時あなたが振り絞った 勇気 は, 自分にはとても眩しく映りました
そしてそこからのあなたは, 自分なんて目じゃないくらい, どんどん きらめき を増していきましたね
自分が間違っていないと信じることが一番大変
隣にいる人 が言葉にしてくれたように,「ボクがよくない」と自らを信じられなかったあなた
そんなあなたは, 大賀美沙知とのわだかまりを経て, 信じる勇気 を絶えず自分に教えてくれました
その中でも, シャッフルユニット「るりのとゆかいなつづりたち」は特に印象に残っています
普通とちょっと違う 瑠璃乃とあなたが, 誰もいないところでうずくまっている誰か に手を差し伸べるための繋がり
そんなユニットの楽曲で作詞を手掛けたあなたは, どんな色もステキだ と綴りました
集団に馴染めない 不完全 さを色という 個性 で捉えたその歌詞に, 自分は強く心を動かされました
だって, それは他者の肯定であると同時に, あなた自身 の 肯定 でもあったのですから
うずくまっている誰かを励ますための着飾った言葉ではない
あなたは Colorfulness において, あなた自身を心から信じることができていたのだと思います
でも, 我々にはいつだって, 生まれ育った環境 が付き纏います
去年の11月, 蓮ノ空女学院からの卒業という 死 を目の当たりにしたあなたは, 再び自らを信じることができなくなってしまった
集団に馴染めなかった過去が物語っているように, 自分 は 間違っている から, 誰かに正解へと導き続けてほしい
そんなあなたの姿を見て, 隣にいる人 は 否定 という 肯定 をしてくれました
あなたの幸せを願っているから, あなたを信じているから
あなたはこれからも, あなた自身を信じてほしい
隣にいる人 が, あなたとずっと一緒にいたい という気持ちを捨ててまで, あなたを肯定したんです
その 覚悟 に応えるように, あなたはひとりで生きていく決心をしました
あれほど集団行動を欲していたあなたが, です
信じてみるってことは 勇気がいることみたいだ
あなたにとって1番難しかった, あなた自身を信じるその 勇気 に, 自分は涙を堪えきれませんでした
そして, 今年の2月
蓮ノ空女学院から羽ばたくあなたが最後に教えてくれたのは, 今の自分にとって1番難しい, 他者を信じる勇気 でした
乙宗梢が次の夢を見失い, この星のスピードに追いつけなくなったとき, あなたは 先生になりたい という自らの夢を語りました
大賀美沙知の時と同じく, 一呼吸 を置いて
他者を信じ切れない自分 にとって, 誰かに夢を語ることが1番怖いです
特技が何もない癖に夢を見るだなんておこがましいと, 陰口を叩かれるんだろうなと思ってしまいます
きっとあなたも, 先生に向いていないと言われる可能性に怯えたことでしょう
でも, 怖くても, 乙宗梢 という 友達 を信じて, あなたは 勇気 を振り絞った
尊敬します, 心から
思えば, 自分はあなたという存在を知った時, おこがましくも自分なら 手の届く人 だと思っていました
ダンスの才能はあるけれど, 気持ちを伝えるのが, 想像するのが下手
そんな 不完全 なあなたなら, こんな自分でも張り合えると付け上がっていました
けれども, そうやって自分が驕る中で, あなたは 不完全は未完成 であるとして, 完成に向かって進んでいった
あなたが蓮ノ空に入学した2022年4月から蓮ノ空を卒業する2025年3月までの3年間で, あなたと自分の間にはどれほどの距離が開いたことでしょう
今の自分には, あなたの輪郭がぼやけています
だからこそ, 追いかけたいです
信じる勇気を教えてくれた 憧れ のあなたにいつか追いつけるように, 弱い自分にバイバイ して, 他者を信じ切ってみたいです
なのであなたもどうか, 完成に向かって進み続けてください
あなたはあなた自身を幸せにできると, 村野さやか が, 自分 が 保証 します
自分語りのせいで長々となりましたが, 詰まるところ, 言いたいことは1つです
あなたの未来が明るいことを, あなた自身が未来を明るくできることをこれからも信じています
さちあれ

敬具
蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブについての報告(2024年下半期)
のつづきだよ〜(可能な限り上半期抜きでも読めるようにしているつもりです)
7月
1から0:104期 活動記録 第4話「昔もいまも、同じ空の下」
自分は 1を2にしようとする人間 が苦手だ
1を2に〜というのは例えば, 人気の漫画がアニメ化する際に原作の空気感から逸脱した描写を盛り込もうとする人間のことである
そこには大なり小なり原作への ナメ が存在していると同時に「もっと面白くしてやるよ」という自らの技量に対する 驕り があると思うからだ
漫画のアニメ化であれば, 原作の空気感はそのままに, 16:9という決められた規格にサイズの異なるコマたちをどう落とし込んでいくか, といった アニメとしての1 を探求してほしいというのが自分の望むところだ(メディアの違いを理解せよ!)
とまぁこの様に 思想強め な自分だが, 蓮ノ空における 逆さまの歌 の扱いについて嫌悪感を抱いたことはない

逆さまの歌, もとい Reflection in the mirror は, 傍から見ればまさに1を2にしようとする人間たちによって歪んでいった曲であるし, 花帆さんは最初に逆さまの歌を変えた子は「もっと素敵な歌にしよう」と頑張ったのだと推察していた
でもそれは半分合ってて, 半分間違ってたというのが個人的な見解だ
その理由は 経年劣化 だ
経年劣化とは物質に生じるもので, 7月の活動記録では劣化した初代スクールアイドルクラブの衣装を軸に話が進んでいった
けれども 曲 という非物質にも劣化は生じると自分は思う
もし仮に, 一世を風靡した昭和歌謡が現代の音質でリマスターされたとして, それが世間に受け入れられるかといえば, 否である
何故ならば, どれだけ音質が良くなろうとも, 一般的な現代人は昭和歌謡を古臭いと感じてしまうからだ
つまるところ, 世間では 当時の価値観 において 1 とされていたものが 価値観の変化 によって1から0.9に, 0.9から0.8に劣化し, そしていずれは 0 になって忘れ去られる
もっとも, 自分は価値観というものは変化はすれど優劣はないと思っていて, 古典的な曲も現代的な曲も等しく1だと思えることが自分の理想とする音楽との向き合い方だ
とはいえ世間にこういった思想を押し付けるだけの力を自分は持ち合わせていないし, 最初に逆さまの歌を変えた子も, 自らは1だと思っている 大好きな曲 が価値観の変化によって世間から忘れ去られんとする様に心を痛めたのかもしれない

そう, 自分が逆さまの歌の扱いに嫌悪感を抱かなかったのはきっと, それが1を2にするのではなく, 変化した価値観に合わせてアレンジを施すという 0を1にする行為 だったからなのだと思う
- 芸学部をスクールアイドルクラブに改名する
- 逆さまの歌をReflection in the mirrorという別物にする
- 初代スクールアイドルクラブの衣装をバラバラにする
そのどれもが先人たちを軽んじる行為のように見える
けれどもそれらは先人たちの想いを未来に届けるための バトンリレー だ
経年劣化から抗うことができないのなら, 今 に合わせて形を変えて残す
自分は蓮ノ空が掲げるその理念がたまらなく好きだし, 自らもかくありたいと思えるような, この下半期の中でも特に印象に残った活動記録だった
たましい:104期 1st Term Fes×LIVE「月夜見海月」
どのユニットが蓮ノ空で1番好き?と問われたら, 自分は間髪入れずに 104期 スリーズブーケ だと答える
スリーズブーケは103期の時点で相当気に入っていたのだが, 芯の通った吟子の歌声が加わったことで104期はより一層バランスのいいユニットになったという印象を受ける(バランス厨)
7月の104期 1st Term Fes×LIVEではそんな104期スリーズブーケの新曲「月夜見海月」が披露されたわけだが, 自分はこの曲を最初に聴いた時点で悟ったことが1つある
それはこの曲が アオハル(アオクハルカ)の 精神的続編 であるということだ

吟子の歌唱パートだけ聴いても
踏み出すのはまだ少し怖いよ
と自らがスクールアイドルとなることに躊躇いを見せていたアオハルに対して, 月夜見海月では7月の活動記録を経て
届け私の歌
と胸を張って言えるようになったという吟子の成長が窺えるわけだが, 個人的に最も注目したいのはこの2曲における イントロ だ
大前提として, アオハルと月夜見海月は キー が E♭メジャー で一致している
世はまさに大DJ時代ということでご存知の方も多いと思うが, キーというのは使っている音の規則性のことで, 現代の曲はこの規則を(基本的に)守りながら作られている
そのキーが一致している時点で月夜見海月はアオハルがベースとなっている可能性があるのだが, キーも無数に存在するわけではないので(全24通り)まだ 偶然の一致 で片付けられる範疇だ
問題はイントロ
月夜見海月では琴(の音色を模したプラグイン)とシンセサイザーがメロディーの役割を果たしているのだが, イントロの 0:05〜0:09 と 0:12〜0:15 で繰り返される
ソ-シ♭-ファ-ソ-ミ♭
ソ-高いド-シ♭-ソ-ファ-ソ-ミ♭
という琴のメロディーを構成する ファ-ソ-ミ♭ は, アオハルのリードギターがイントロの 0:07〜0:09 で繰り返している ミ♭-ソ-ファ を 逆転 させたものだ
それだけではない
Aメロに入る直前, 月夜見海月は 0:16 から
シ♭-ラ♭-ソ-ファ-ミ♭-レ-ミ♭
のメロディーを, アオハルは 0:18 から
シ♭-ラ♭-ソ-ラ♭-ソ-ミ♭-レ-ミ♭
のメロディーを奏でているわけだが, この シ♭ から レ へと次第に 下行 させ, ミ♭-レ-ミ♭ で締めくくるという2曲のメロディー構成は, 果たして偶然の一致で片付けられるものだろうか
続編ではなく精神的続編という表現を用いたことからわかる通り, アオハルと月夜見海月は異なるスタッフによって作られた曲だ(作詞はどちらもケリー氏だが)
つまり月夜見海月の作曲・編曲家である 塚田耕平 氏は, アオハルのメロディーを オマージュ したことになる
オマージュとは バトンパス だ
誰かの たましい を受け取って, それを未来に届ける
そんな今の蓮ノ空を体現するような月夜見海月が, 自分はこの下半期で, いやこの1年で1番好きな曲だったと自信を持って言える
8月
かほるりかちまち:With×MEETS「恐怖!蓮ノ空怪談!」
🪷Link!Like!ラブライブ!🪷
— ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ(Link!Like!ラブライブ!) (@hasunosora_SIC) 2024年8月10日
✨メンバーの定期生配信✨
「With×MEETS」予定表更新!
👇アプリダウンロードhttps://t.co/ZDvy7Jen0O#With蓮ノ空 #蓮ノ空 #リンクラ #lovelive pic.twitter.com/7mBDWnvv3G
幻想(ユメ)じゃねぇよな...!?
どのメンバーが蓮ノ空で1番好き?と問われたら, 間髪入れずに 花帆さん, 瑠璃乃, かちまち(ヒトリダケナンテエラベナイヨー)だと答える自分の目に飛び込んできたのは, その3人が並んだWith×MEETSの配信予定表だった
自分は生まれた時から かほるり の大ファンであり, 8月時点では唯一のかほるり配信であったWith×MEETS「勝負だよ、瑠璃乃ちゃん!」を何度も見返すほどにこの2人にゾッコンだった
そして104期にはかちまちという新たなメンバーを好きになり, その親和性の高さからこの3人, つまり かほるりかちまち のWith×MEETS配信を望んでいたわけだ
そして時は来た ───
(インドから)すぐ " 帰国 " するッ...!!
その配信は眼福の2文字で表し切れないほどに美しいもので
- おどろおどろしい喋り方をするも愛くるしさが勝ってしまう瑠璃乃
- 自分の中でのイメージとは裏腹に怪談に動じないかちまち
- ビビりすぎて画面外に吹っ飛んでいく花帆さん
等々, #最高の瞬間 がこれでもかと詰まった配信だった
その日は地元の花火大会に足を運んだのもあって(もちろん独りで), 一生忘れない夏の一夜になったと思う
未明:104期 活動記録 第5話「不完全で、未完成」
かちまち の 短所 は 視野が広いところ だと自分は思う
長所ではなく, 短所である
蓮ノ空のメンバーにはそれぞれプロフィールが存在し, そこには 特技 の項目が用意されている
花帆さんであれば「食べ物の好き嫌いがない」, 瑠璃乃であれば「どんなことでも楽しめる!」と, 各々が自由に特技を記入しているわけだが, かちまちはというと「特技と言えるようなことは何も…」, つまり 特技がない ということだ
なぜ特技がないと言い切ってしまうのか, その答えはスクステのカード【Dream Believers】徒町小鈴の特訓ボイスにあった
徒町って, 何にもないんですよ
「得意なことは?」って言われても, 何を浮かべても, 一緒に誰かの顔が浮かぶんだ
「その人の方が得意だな」って
「趣味は?」って聞かれても, やっぱり誰かの顔が浮かぶ
「あの人ほどのめり込んでないな」とか,「没頭出来てないな」とか
徒町もそういう「何か」がほしいのに, 何をやってもダメダメで...
そう, かちまちは周りを見渡せばどの分野においても 上位互換 が存在することを知って, 必要以上に自らを卑下するようになってしまったのである
そしてきっと, かちまちにとっての 周り というのはものすごく広い
4月の活動記録において湖を渡るチャレンジという衝撃のデビューを飾った彼女だが, 何故そのような奇行に走ったのかといったら, それしか道が残ってなかったからだと自分は思う
当人が語っている通り, これまでのかちまちは得意なことを見つけるために何度も挑戦し, そしてその度に失敗してきた

けれども, かちまちがこれまで所属してきたコミュニティにおいて, 彼女が得意なことは本当に1つもなかったのだろうか
もしかしたら, 簡単に世界と繋がれる現代において, かちまちの比較対象はコミュニティではなく 世界 だったのかもしれない
いやそのルックスしてる時点で世界チャンピオンだろお前, ナメんなよ
失礼, 少々取り乱した
簡単に世界と繋がれる現代は, 物理的には便利だが精神的には不便だ, というのが持論である
そこでは才能に溢れた人間たちが切磋琢磨していて, 湯水のように湧き出てくるすごいものを我々は享受することができる
でもそういったものを目の当たりにしたとき, 我々は 劣等感 を抱いてしまうものではないだろうか
自分と同年代の, あるいは歳下の人間が世界で活躍している
少なくとも自分はその越えられない壁によって「何者にもなれない...」と落ち込むことが多い
そして現状のかちまちは, 世界に目を向けているとまではいかないものの 広い視野 を持っていることは間違いない
自分もかちまちも, きっと視野が狭ければ 藤島 のように 井の中の蛙 として幸せに生きることができただろう, 藤島 のように
けれども我々は不器用なので, 1度広がってしまった視野を戻せずに 大海 で溺れ続けているわけだ
そういった点において, 視野が広いところはかちまちの短所であるというのが個人的な見解だ
では逆に彼女の 長所 は何かというと 粗探しをしないところ だと自分は思う
任意の分野において自らの上位互換が存在することを知ったとき, 我々には1つの防衛本能が働く
それは 粗探し だ
「この人間は◯◯が得意だけど◯◯は苦手だから大したことないな」と, 相手の長所ではなく短所にフォーカスすることで自らの社会的地位を守ろうとする
そして短所がない人間なんて存在しないため, 当人の心の持ちようによってはその粗探しによって社会の頂点に君臨し続けることができるわけだ
でもそれは 沈み続ける行為 だ
お恥ずかしながら, そういった粗探しに心血を注いでいた時期が自分にはある
当時の自分は身近な人間たちに計り知れないほどの劣等感を抱いていて, それを払拭するためにその人間たちの短所にばかり目を向けていた
そんな日々によって何が残ったか?
何も残らなかった
当然である, マイナスなことを四六時中考えても何かが生まれることはない
振り返ってみて, あの時期は間違いなく 流れてゆく毎日 を過ごしていたなと思う
そんな後悔もあって, 今の自分は意識して相手の長所に目を向けようとしているのだが, やはり根底にある粗探しのクセが抜け切っていないなと感じることがある
だからこそ, 相手の長所をまっすぐに見据えているかちまちが自分には眩しく映る
彼女とて劣等感がないわけではない, むしろ劣等感の権化である

けれども, その劣等感をプラスへと昇華できる 黄金の精神 を宿しているのだ
そんな彼女の 行進を止めないでいて という想いが友達に届かないわけがない

徒町小鈴はきっと, これからも誰かの, 自らの 未来 を 明るい ものにしていくことだろう
9月
口パク:103期 Fes×ReC:LIVE ~first crossing~
※この文章にはショッキングな表現が含まれます
せーので!はすのそら!#45 にて, スリーズブーケのキャスト2人は視聴者からかけられている「Fes×LIVEは録画なのでは?」という疑いについて触れていた
まずはこれについて断言させてもらおう
Fes×LIVEは録画ではない
なぜ断言できるのか?
リアルタイムレンダリングによるアプリへの負荷であったり, スタジオ代が考えられたライブ時間の短さであったり, 理由はいくつかあるが, 何よりも ボーカルの音程がブレている のが最も大きな理由である
2024年の1月から蓮ノ空に触れ始め, そしてFes×LIVEを初めて見たとき, 自分は耳を疑った
何故ってボーカルの音程がブレていたからだ
自分にとって, その 未完成 は衝撃そのものだった

皆さんは生配信があった任意のライブで疑問を抱いたことはあるだろうか,「どうしてDVD, Blu-rayの発売がこんなに遅いのか」と
蓮ノ空においても, 2023年11月末に開催された1st Live Tour 福岡公演が2024年の10月にようやくBlu-rayとして世に出た
こういった遅延について「生配信の映像と音声を使えばヤバすぎるスピードで円盤化できるよな?(パワハラ先輩)」と言いたいところだが, そうおいそれといかないのがライブ円盤というものだ
大まかに, ライブの円盤化には映像チェックと音声チェックの工程がある(と自分は思っている)
そしてこの音声チェックでは, 音がちゃんと拾えているかだけでなく, 音程がちゃんと合っているかまで確認されるのだ
その確認を経て, 音程がブレている箇所は音声編集ソフトによって補正が行われるために, 我々は 完成 された歌声を聴くことができるという仕組みだ
で, ここからが本題
現代には 口パク という悪しき慣習が残っている
音程のブレを後から補正するのではなく, 事前に補正された別録りの音声に合わせて口を動かす
ま〜〜〜〜〜〜〜〜〜嫌いだ(苦手を通り越して)
8月の活動記録では 完成に向かおうとする意思 の大切さが説かれた

自らが不完全だと燻るのではなく, 完全だと驕るのではなく
自らは未完成であるとして, 完成に向けて進んでいくことこそが肝要だという蓮ノ空の 黄金の精神 に自分は強く鼓舞された
だからこそ, その意思を軽んじる口パクという 偽りの完成 に対する嫌悪感は日に日に増すばかりだ
そんな口パクガチアンチの自分だが, 実は毎日のように口パクを聴いていた時期がある
そう, バチャ豚 時代である

口パクという悪しき慣習, 現代においてそれが最も感じられるのはバーチャルYouTuberのライブだと自分は思う
VTuberはシンガーではなく ストリーマー だ
優先すべきは配信で, 歌やダンスの練習に割いている時間はないのだ
だからこそ, ライブでは事前に収録された映像と事前に補正された別録りの音声を流す
ストリーマーとして実に合理的な行為だと思う
けれども自分は, 合理的でないものにこそ美しさを感じる 哀しきモンスター なのだ

そして上記の文章からはVTuberのライブが例外なく口パクだと読み取れてしまうかもしれないが, 例外は存在する
音程がブレていて, 曲の終わりにかけては疲労によって高音が届かなくなる, そんなVTuberの未完成なライブを自分は何度か見たことがある
もしかしたら彼ら彼女らは, 配信に時間を割かせたい事務所の意向を突っぱねてでもそれらのライブを敢行しているかもしれなくて, その非合理極まりない行動に当時の自分は心を動かされていた
だからこそ, その 未完成 が 否定 されたときに自分はバチャ豚から足を洗うことを決めた

一般的な現代人は生歌と口パクの判別が付かない というのが個人的な見解だ
この文章を読んでいるそこのアナタも「VTuberのライブって口パクだったの!?」と驚かれているかもしれない
今からでもそれらの判別が付くようになりたいという方は, ぜひカラオケに通ってみてほしい
自らが歌うことで生歌あるあるみたいなものが掴めると思う
それは置いておいて, じゃあ判別が付かないとどうなるかというと「◯◯ちゃんの生歌より◯◯ちゃんの生歌(実は口パク)のが上手いじゃん」という勘違いを起こす
胸に納めるのならいい, けれども世間には, その勘違いを口にしてしまう輩がいるのだ
そして好きだったVTuberがその悪意によって落ち込む様を見たとき, このコミュニティでは 正直者が馬鹿を見る んだなとひどく嫌気が差してしまって, 自分は次第にVTuberから遠ざかっていった
そういった苦い記憶もあり, バーチャルスクールアイドルを謳う蓮ノ空に自分は乗り気ではなかったし, 実際2024年の1月まではTLで聞きかじったことしか知らなかった(魔神柱とか)
Fes×LIVEを初めて見るときも「どうせ口パクなんだろうな」と偏屈な気持ちで再生ボタンを押した
するとどうだろう, 彼女たちは 馬鹿を見る正直者 だったのだ
大きな振付があるたびにブレる音程, 曲の終わりにかけて届かなくなる高音
蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブは間違いなくその場で歌い, 踊っていた
バーチャルYouTuberのコミュニティにおいて, 生歌 とは 愚の骨頂 だ
その未完成は口パクという偽りの完成と比べられ, 低レベルだと揶揄される
けれども, 蓮ノ空はアイドルという シンガー として, 生歌で勝負することを選んだのだ
かっこ
いい
そして9月には, その未完成の集大成となる103期 Fes×ReC:LIVEが開催された
このライブで心底驚かされたのは, 未完成が 未完成のまま であったことだ
つまり, 当時の音声がそっくりそのまま使われていた(例えば眩耀夜行であれば音程のブレ方からして103期7月度のものだ)
前述した通り, 事前に収録された音声は編集ソフトによって音程を補正することができる
だというのになぜ未完成のままだったのか?
音程を補正するだけの予算がなかった?
音程の補正に割ける時間がなかった?
自分は 完成に向かおうとする意思を重んじた のだと思いたい
近年の技術向上によって, 未完成を偽りの完成に押し上げるのは簡単になってきている
けれどもあえて未完成である様を見せつけて, その未完成が当人たちの 努力 によって完成へと進んでいくのを見届けましょうよ, というのが蓮ノ空のコンセプトなのだとしたら, とても美しいと自分は思う
10月
抵抗:金沢蓄音器館
自分が蓮ノ空を追い始めてからはや10ヶ月, ついにこの日がやってきた
今日は娘と
— くらおじ (@kra_nime) 2024年10月23日
" 金沢 " に
来ています https://t.co/6e6gufUpV0 pic.twitter.com/GpMpGiGyD2
そう, 聖地巡礼 である
大沢瑠璃乃を自称していることからわかる通り, 自分は人ゴミが大の苦手で, 平日に聖地巡礼をしたいな〜と常々思っていたのだが, 労働のスケジュールが ぎゅぎゅっと。されていたためにここまで時間がかかってしまった
それは置いておいて, 平日に独りで回る金沢は めっちゃ楽しいじゃん!という感じで, 外国人観光客はそれなりにいたものの, ほとんどの聖地を待ち時間なしに悠々と回ることができた
週末には好き好きクラブのみなさんでごった返すと言われている夕方の卯辰山公園見晴らし台にも数人しか足を運んでおらず, あの日スクールアイドルクラブの6人が体感した空気を感じることができた
ラブライブ!優勝っ!
— くらおじ (@kra_nime) 2024年10月26日
[くらおじ]#萌えぷれ
Dream Believers - 蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ
(作詞:畑亜貴 作曲 / 編曲:渡辺拓也 弦編曲:渡辺拓也, 真部裕) pic.twitter.com/NDCmEKILrT
このポスト, 投稿日が10/26(土)となっているが, 実はその2日前に撮影した写真の時差投稿である(おい)
そんな聖地巡礼において自分が語りたいことは100万ほどあったのだが, そのどれもが好き好きクラブのみなさんによって語られたことであろうから, 自分はあえて 1から0 に着目させてもらう
金沢には待ち時間が発生するほどに人でごった返す場所があると同時に, 待ち時間とは縁のない場所も存在する
それは 伝統 や 歴史 を展示する施設である
平日の 加賀友禅会館 を訪れたとき, 自分は身につまされる思いをした
当時蓮ノ空とのコラボが開催されていなかった平日の館内は閑散の一言に尽きる場所で, 1時間近く過ごした中で自分以外の来館者は1人もいなかった
誰も見ていないテレビではこの道数十年の職人が極寒の海で独り友禅流しをする様が映され続け, 友禅染めの体験会コーナーでは暇を持て余している2人の先生が他愛のない話をしていた
そう, コラボが開催されている今の友禅会館であれば, 平日にもある程度の来館者はいるだろうし, 友禅染めの先生も手持ち無沙汰になることはないだろう
けれども当時の館内で自分が目にしたのは いつか来る終わり で, まるで自分のことのように1が0になる苦しさを味わった
そうやって傷を増やしながら次の日に向かった 金沢蓄音器館 もまた, いつか終わる歴史の1つである
失礼を承知で言わせてもらうと, 現代において蓄音器に市場価値は見込めない
幅を取る高級な蓄音器を購入せずとも, デジタル化すればレコードは手軽に聴けてしまうからだ
そして市場価値が見込めないということは, 忘れ去られることを避けるためには, 何か 付加価値 を与えなければならない
加賀友禅は精神的な伝統であるため, 着物に縛られず様々な日用品に付加することができるし, これまでもそうやって 今の1 を模索してきたのだと思う
けれども蓄音器は物質的な歴史であるため, 日用品に付加することは難しく, 今に溶け込むことができないのだ
そういった苦境に立たされている蓄音器を未来に届けんとする蓄音器館にとって, 蓮ノ空という 今 とのコラボは大きな意味を持つのかもしれない
ここからは怒られが発生したら消す
その蓄音器館にて, 館長の口から直々に語られるコロムビアやビクターといった聴き馴染みのあるレコード会社の歴史に ド カ 湧 き した自分は, グッズ売場で ある現場 を目撃した
それは恐らく, BNの社員2人と館長との商談の現場である(館長がBNの上層部に知人がいることやASOBINOTESについて語っていたことからの推察である)
その商談の中で館長は, 以前の蓮ノ空コラボがあちら側から持ちかけられたものであることを語り, そのコラボを受諾した理由について「手を差し伸べられたら掴むべき」といったようなことを口にしていた
歴史を重んじる人たちからしてみれば, ラブライブ!シリーズ, ひいては美少女コンテンツはチャラチャラしている忌み嫌うべきもの, という印象であることは想像に難くない
けれでもきっと館長は, 差し伸べられた手を掴まなかった, あるいは手を差し伸べられることすらなかった数多の歴史が忘れ去られていく様を目の当たりにして, どんな姿形でも 未来に届けることを第1に考えるようになったのだと自分は思う
自分はそんな館長の 見苦しさ とも取られかれない 抵抗 に敬意を表すると共に, 自分もまた, 蓄音器を未来に届ける一助になれればいいなと感じた聖地巡礼だった
人魚姫:バミューダトライアングル〜カラフル・パストラーレ〜
ラブライバーとして金沢を回る中で, 自分は思いがけない, 思いがけなすぎる 出会い をした
アニメイト金沢店が入っているテナント施設, そこにいたのは

カラフル・パストラーレ の5人だった
5年前のスタンディが, それもカラパレのが奇跡的に放置されてることある?????
いや, これは 運命 だったのだと受け取っておこう

皆さんご存知のとおり(?)自分は蓮ノ空でカラパレのポコを擦っている
蓮ノ空を追い始めた1月の時点でポコとカワウソちゃんにはシナジーを見出していたが, 当時は「蓮ノ空ってカラパレなんかなぁ...」とカラパレ自体を蓮ノ空に結び付けることはなかった
けれども, 104期の蓮ノ空は間違いなくカラパレだったなと自分は思う(特に8月の活動記録でかちまちが 映画 を撮影し始めたときは思わず横転したものだ)
104期の蓮ノ空において, カラパレ部門のMVPとなったのは 吟子 だ
伝統を愛する彼女が中心となる活動記録は, どれも 過去 が絡んでいた
過去の歌, 過去の衣装
それらを変えることで吟子はスクールアイドルとして踏み出したわけだ

そしてカラパレにおける過去といえば, やはり映画館だろう
古びた映画館を偶然発見した少女たちは, その心奪われる過去が忘れ去られることを憂い, 復興を目指した
でもその復興は蓮ノ空と違って, あくまで 舞台装置 だったのかもしれない
娯楽が少なく, 価値観の変化がゆるやかなパーレル村において, 0を1にするのはさほど難しいことではない
事実, キネオーブに記録された古い映画に対して不満を口にする村の人は1人もおらず, 最終話の描写からして, 映画館の復興から数年経ってもそれは変わっていない(やさしいせかい)
ではカラパレの本質は何なのかといったら, その舞台装置を経て育んだ 友情 なのだと思う

友達がいなかった1人の少女は, 独りに恐怖し, 歌から逃げ出した
そんな彼女に手を差し伸べてくれたのは4人の少女たち
その4人と送る映画館復興の日々を通して, 楽しいことも苦しいことも5人で分かち合った彼女は, 独りではなく5人で歌っていくことを選んだ
そんなカノンの姿は, 自分の中で吟子と重なって見えていた
蓮ノ空で初めて同年代の友達ができた彼女は, ラブライブ!大会という舞台装置を通して, 友達との 繋がり をより強固なものにした
今の彼女なら, きっとその きらめき で9人の夢を叶えることができるだろう


加害者:104期 活動記録 第7話「Link to the FRIENDS!」
上半期には 自称大沢瑠璃乃 という 驕り を皆さんに披露した自分だが, 最近はその自覚が揺らぎ始めているなと思う
それはこの下半期で「漏れって本当に大沢瑠璃乃なんかなぁ...」と考えあぐねていたのもあるが, 10月に判明した安養寺の過去の方が, より自分に近いと感じたからだ
上半期の自分が もう1人の大沢瑠璃乃 と評したように, 安養寺は瑠璃乃と似た部分を持っていると思う
気を遣えるところや, 瑠璃乃はユニットにおいて, 安養寺はゲームにおいてお互いを仲間だと思えなかったところ
身体は大きく異なる2人だが, 心は似ているのだと今でも自分は思っている
では逆に違うところは何かと言ったら 過程 なのかもしれない
きっと瑠璃乃は 被害者 で, 安養寺は 加害者 だったのだ
10月の活動記録にて, 安養寺は吟子とかちまちの短所を理解していながらもそれを2人に伝えることができなかった理由について, 過去の 押し付け が原因であることを話した

以前は友達同士で一緒にゲームをやっていたこと, その中で友達のひとりがゲームを辞めてしまったのは, 自らの本気を押し付けてしまったからなのかもしれないこと
安養寺はそのトラウマによって誰かに踏み込むことができなくなってしまったわけだ
そんな安養寺を見たとき, 自分は思った
このキャラ私だ...
うん, 驕りである
こんな人格者と自分が同じわきゃあない
数年前までの自分は, 世界が自らを中心に回っていると信じて止まず, あらゆる人たちに迷惑をかけてきた(迷惑自体は今もかけているが)
自分の利益のためならどこまでも相手を利用し, そして恩返しは一切しないという カスが極まる 生き方をしていた
そんな自分にとっての転機となったのは, 塾講師のアルバイトである
自分が在籍していた塾はとにかくコミュニケーション重視という感じで, 研修では日常会話におけるNGワードを叩き込まれたのを覚えている
そんな塾で行う生徒とのコミュニケーションはマイナスに振り切っていた自分のコミュ力を何とかゼロに持っていくのに最適で, 時には周りの日常会話に耳を傾けながら「相手を楽しい気持ちにさせる話し方」を学んでいった
でもそういった話し方を学んでいくたびに「今までの自分は相手を楽しい気持ちにさせることができていただろうか」という不安が頭をよぎる
その不安を払拭しようと思い出すのはどれもこれもが間違いなく 相手を嫌な気持ちにさせた場面 で, それらの場面は今も頭にこびりついている
だからこそ, 今の自分はそういった過去への 贖罪 として気を遣いすぎる生き方をしているのだと思う(そう思ってんなら嫌な気持ちにさせた1人1人に謝りに行けよって話だ)
そしてきっと, 瑠璃乃 はその 嫌な気持ちにさせた相手 だったのだ
楽しいだけの空間が好きだった少女は, 怒りや悲しみといった嫌な気持ちを押し付けてくる誰かによってこの世界に絶望し, 独りでいることを選んだ
自分はそんな彼女と同じなどではなく, むしろ嫌な気持ちを押し付けてきた, 彼女を絶望させた誰かであったことは自覚しなければいけないと強く感じた活動記録だった
11月
かほるり:With×MEETS「カラオケしちゃお!パート2!」
🪷Link!Like!ラブライブ!🪷
— ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ(Link!Like!ラブライブ!) (@hasunosora_SIC) 2024年11月10日
🕣予告🕣
メンバーの定期生配信「With×MEETS」
『カラオケしちゃお!パート2!』
11/11(月) 20:30より配信✅
🪷出演🪷
日野下 花帆
大沢 瑠璃乃
👇アプリダウンロードはこちらhttps://t.co/ZDvy7Jen0O#With蓮ノ空#蓮ノ空 #リンクラ #lovelive pic.twitter.com/q8jOIY4puA
幻想(ユメ)じゃねぇよな...!?
(インドから)すぐ " 帰国 " するッ...!!
花帆さんと村野さんによるWith×MEETS「カラオケしちゃお!」を見たとき, 自分は心から思った
「今度は瑠璃乃も混ぜて配信してほしいな」と
前述した蓮ノ空メンバーのプロフィールには 趣味 の項目も用意されており, 特筆すべきは 花帆さん と 瑠璃乃 は カラオケ という趣味が一致しているところだ
このことから, 件のWith×MEETSは花帆さんと瑠璃乃によるカラオケ配信が予定されていたけれど, 諸事情により村野さんがピンチヒッターとなった感じだと推察している(10月の活動記録と12月のWith×MEETSからして103期生3人でのカラオケ配信を予定していた可能性もある)
かほるりの大ファンである自分としてはその配信が叶わなかったことはとても残念だったため, リベンジの場が設けられたときにはそれはもう飛び上がったものだ
そんなリベンジ配信では, お互いのユニット曲を歌いあったり, パイから教わった 古の曲 をデュエットしたりと, 心から今を楽しんでいるかほるりの姿を見ることができた
自分の眼前に広がる 楽しいだけの空間 は, まさに瑠璃乃が追い求めていたものだと, そう思えた
よい機会なので, ここでかほるりについて語らせていただく(詠唱開始)
かほるりとは 共生 であると自分は思う
ここで言う共生は, 単純な共に生きるというよりかは 異なる生物がお互いを支えながら生きる という意味合いだ
では花帆さんと瑠璃乃の何が異なっているのか?
それは 無邪気さ だ
104期の活動記録やWith×MEETSでメンバーから持て囃されている瑠璃乃を見ていると, 103期 活動記録 第6話「わがまま on the ICE!!」で彼女が口にした 本心 は衝撃的だったなと改めて思う

そう, 瑠璃乃はこの世界に 絶望 していた
彼女が所属してきたコミュニティにおいて楽しいだけの空間を守ることはとても難しく, 最終的に「独りでいれば簡単に楽しいだけの空間を守れる」というマイナスの結論を出してしまった
対して花帆さんはどうだろうか
病弱ゆえに井の中の蛙として生きることを余儀なくされ, 趣味の読書から大海に思いを馳せていた彼女にとって, この世界は 希望 だらけだ
瑠璃乃を絶望させたコミュニティも, 初めから独りきり だった花帆さんには眩しく見えていることだろう
クラスメイトとカラオケに行くだとか, メンバーで一丸となって大会に臨むだとか, そういったことをまっすぐに楽しいと思える無邪気さが花帆さんにはあるのだ
そして彼女が有しているのは 天然 の無邪気さで, 瑠璃乃が有しているのは 人工 の無邪気さなのだと自分は思う
瑠璃乃は楽しいだけの空間を守るために努力して努力して, メンバーから持て囃されるほどに気を遣える(遣いすぎる)存在になった
けれども花帆さんは, 努力せずとも楽しいだけの空間を守れてしまうどころか, その空間をもっと楽しいものにすることだってできる(あくまで初期ステータスの話であって, 花帆さんも努力を怠っているわけではない)
時には気遣いが足らずに相手を傷付けてしまうこともあるけれど, 最終的には瑠璃乃の手が届かない楽しいを創ることができるのが花帆さんなのである
そしてこの 瑠璃乃の手が届かない というのは, 103期 活動記録 第17話「ルリ思う。」において, 花帆さんではなく 藤島 に向けて瑠璃乃が発した言葉だ

そう, 確かに藤島は楽しい空間をもっともっと楽しいものにすることができるだろう(楽しいのパワーバランスで言ったら藤島>花帆さん>瑠璃乃だ)
けれども彼女は楽しい だけの 空間を守ることができない, 当人が言うように, 誰かを取りこぼしてしまうのだ
その点においてやはり自分は, 瑠璃乃の手が届かない楽しいを創ることができるだけではなく, 自らが独りきりだった経験から, 独りになってしまう誰かを拾い上げることもできる, 瑠璃乃と 違うけど同じ 花帆さんこそが瑠璃乃の隣に相応しいと感じるわけだ(思想強め)
瑠璃乃という 造花 と花帆さんという 生花
1つの花瓶に生けられた2本の花が, お互いを綺麗だと思いながら共生している
その美しさに, 自分はこれからも目を奪われ続けることだろう

私が明日死ぬなら:104期 活動記録 第8話「Not a marionette」
現代において, 高校卒業ってさほど大きなイベントだろうか?と思う(ド陰キャ)
確かにSNSが普及する以前であれば, 卒業後に友達の動向が掴めなくなることは日常茶飯事だったろうし, それによって孤独感を覚えることもあったかもしれない
けれども繋がりが強固な現代において, 独りになることってそうそう無いと自分は思うわけだ
例え高校を去ろうとも, 友達がSNSを続けてくれればお互い元気にやっていることは簡単にわかるし, 誰かが場所を設ければまた集まることだってできる
自称大沢瑠璃乃として数年前から独りでいることが多くなった自分だが, 高校の友達とはそうやって時折会うことを続けている(カスが極まる生き方をしていた自分を見捨てずにいてくれた人たちは生涯大切にしたい)
ではなぜ11月の活動記録がこれほど深刻な話になったのかといったら, それはメタ的に 蓮ノ大三角 が 死ぬ からなのかもしれない

ラブライブ!シリーズとは ビジネス である
何よりも優先されるのは売上で, そのためなら 延命処置 を行うことだってできる
アニメでメンバーの卒業を描いたとしても, 卒業する前に時間を戻して新しい曲やグッズを出すことができるわけだ
けれども, リアルタイムコンテンツ である蓮ノ空はきっと, 時間を戻せない
もし104期スクールアイドルクラブの新曲が105期以降も聴けるとして, それはあくまで104期の未発表曲であって今の曲ではない
グッズだって, 大三角は104期のイラストを使用したものが遅れて発売されるのがせいぜいかもしれなくて, 卒業後の彼女たちが描かれたグッズが発売される保証はどこにもない
それって 死 と同義なのではないだろうか
ストーリーのイントロダクションから今に至るまで, 蓮ノ空は何度も何度も時間に限りがあることを突き付けてくる
言うなれば我々は蓮ノ空を追い始めた時点でメンバーの 余命宣告 を受けていて, そして今, 大三角という 残り幾許かの命 に想いを馳せているのだと自分は思う
だからこそ, 11月の活動記録はそんな我々の想いを蓮ノ空が汲み取った形なのかもしれない

11月の活動記録で綴理が抱いたのは, 自らが蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブから離れること, そしてメンバーも同様に去っていくことへの悲痛だった
その メンバーが去っていく悲痛 とは今まさに我々が, いや 自分が 抱いているのと同様のものだ
自分だってわかっている, 彼女たちには未来があることくらい
スーパースター!!で可可が示してくれたように, スクールアイドルだけが人生の全てではない
けれども, スクコネや活動記録を通して毎日のように 今を生きる 様子を届けてくれるメンバーの更新がぱったり途絶える, その 死に近い感覚 を自分はどうしても耐えられそうにない
そんな自分の想いを汲み取るかのように, 綴理は 暗い未来 への不安を募らせていた

苦手なことが多い, 多すぎる綴理にとって, メンバーという支えがなくなることは死活問題だ
失礼ながら自分も, 彼女が誰かの支えなしに明日を生きることはできないと思っていた
そんな綴理を立ち直らせたのは, 村野さんの 私が明日死ぬなら という 極論 だ

支えがいつなくなるかなんて誰にもわからない
メンバーとずっと一緒に居たいと願っても, いつかは独りになる
だからこそ, 独りでも明日を生きることができるように, 自らが何かを決めなければいけない
その綴理の幸せを願っているからこその 冷たい 言葉は, 彼女の胸に 熱く 響いたことだろう
と, 11月の活動記録は村野さんの極論が鍵となったわけだが, 自分にとってこの言葉が真に恐ろしいのは, 彼女が, いや 蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ が明日どころか 昨日死んでいた かもしれないからだ
聞きかじっただけでも, 異次元フェス以前の蓮ノ空が苦境に立たされていたことはよくわかる
- 生放送でも暗い面持ちのキャスト陣
- 空席の目立つ1st Live Tour
- 中止となる可能性があったFes×LIVE
蓮ノ空が今も生きているのは 異次元フェス という ターニングポイント があったからで, 異次元フェスに拾い上げてもらえなかったとしたら, 最悪の場合 103期をもって活動を終了していた のではないかと自分は推察している(104期におけるFes×LIVEの規模縮小や急ごしらえのCDリリースがその証左だ)
卒業という余命を待たずしてメンバーが死んでいくその悲しみに比べれば, メンバーが卒業できるのはとても喜ばしいことだと, そう何度も自分に言い聞かせてきた
そしてきっと, それは 蓮ノ空のスタッフ も同じだ
自分は11月の活動記録を, 好き好きクラブのみなさんの想いを蓮ノ空が汲み取った形だと推察した
けれどもこの活動記録は, 蓮ノ空スタッフによる 心の叫び でもあったのかもしれない
苦境に立たされながらもなんとかここまでやってくることができた蓮ノ空
そんな中で, 手塩にかけて育てた3人のメンバーが自らの手を離れようとしている
その悲痛は我々よりもずっと, ずっとずっと大きいものだろう
けれどもそれは どうしようもないこと だ

3人の手をどれだけ離したくなくても, 離さなければならない
だからこそ, 蓮ノ空スタッフにとって綴理の苦悩, そしてビッグボイス選手権は, その手を話すための 区切り だったのだと自分は思う

夕霧綴理 とは 操り人形 だ
脚本の通りに動き, 佐々木琴子が発した通りの言葉で誰かの心を動かす
そんな彼女の 糸 を断ち切るにはどうすればいいか?
簡単だ
続きを描かなければいい
スクールアイドルではなくなる ただの夕霧綴理 の 進路 は現時点で判明していない
105期以降のサプライズ要素となるのか
ご想像にお任せしますなのか
自分は後者であってほしいなと思う
だってそれこそが, 綴理にとって真の 自由 なのだから

憧れ:3rd Live Tour TRY TRI UNITY!!! with DOLLCHESTRA
自分は蓮ノ空において特に 尊敬 しているキャストが2人いる
その2人とは 花宮さん(花宮初奈)と 野中さん(野中ここな)である
特に野中さんに関しては, 尊敬を通り越して 畏怖 の念すら抱いていることがある
何故この2人なのか?
それは歌うことが好きな自分から見て, 2人が 曲に入り込んでいる と感じるからだ(※あくまで個人の感想です)
メンバーというキャラクターではなく曲に入り込んでいる, この違いが重要である
蓮ノ空のキャストは例外なくメンバーに入り込んでいると自分は思う
それは With×MEETS という, 大まかな筋書きはありながらもコメントに応じたアドリブ力が求められる なりきり配信 を日夜行っているからで, 言うなればキャストとメンバーが 一心同体 だからだ
ではメンバーではなく曲はどうか?
伝統曲は今のメンバーについて歌っているわけではないし, 今のメンバーが作った曲でも, そのメンバーとは似ても似つかない登場人物が設定されていることがある
特に野中さん演じる村野さんが所属する(ややこしや)DOLLCHESTRAは良い意味で メンバー と 曲 が 乖離 しているなと感じる
あの温和の2文字が似合う村野さんと綴理が(かちまちは...どうだろう)KNOTのように荒々しいナンバーを歌い上げる, そういったギャップがこのユニットの持ち味なのだと自分は思う
そしてメンバーと曲が乖離しているとき, キャストには 二重のなりきり が要求される
例えばスリーズブーケの残陽であれば, 花宮さんはパイになりきることから発展させて, パイがなりきる残陽の " 君 " になりきらないといけないわけだ
そんな難易度Sの技を, 花宮さんと野中さんはいともたやすく会得していた
特に野中さんは 弱冠18歳 でその領域にまで到達したのだ
そういった彼女の成長速度が自分はとても怖い
そして真に怖いのは, 彼女には 成長限界が見えない ところだ
自分から見て, パフォーマーとしての技量が上回っているのは花宮さんだ
あの日 まではそう思っていた
カッ飛ばせ〜!!!
— くらおじ (@kra_nime) 2024年11月24日
ド!!!
ル!!!
ケ!!! pic.twitter.com/nGxJRf3pM0
3rd Live Tour DOLLCHESTRA 夜公演, ユニット公演の中で唯一現地に足を運ぶことができたその公演は, 圧巻の一言だった
104期はFes×LIVEの規模が縮小したことで, キャストのパフォーマンスを見られる機会が減ってしまった
けれどもその機会減少によって, パフォーマンスの 練度 が上がっているのもまた事実だ
特に 葉山さん(葉山風花)はステージに立つたびに努力の成果が表れていて, 好き好きクラブのみなさんに 見つかった のがこの下半期では印象深い
そんな練度が上がった彼女たちのユニット公演で自分の目を釘付けにしたのは, 葉山さん, ではなく野中さんだった
そう, 彼女のパフォーマンスは, 自分の記憶にあったそれをゆうに超えていたのだ
野中さん演じる村野さんは, 104期 活動記録 第2話「踊り続けよう、きみが見てる」を経て, かちまちの 憧れ となった

必要以上に自らを卑下するかちまちが, 村野さんに憧れることは, 憧れることだけは間違いなんかじゃないと言い切った
それほどに村野さんのパフォーマンスが信じられるのだと
そんな彼女の憧れとなる 覚悟 を決めた村野さんは, 一体どこまで進んでいくのだろう
かちまちとの間に大きな距離が開いたとしても, 彼女が追い付くことを信じて歩みを止めない
村野さんはきっとそういう人だ
そしてキャストの野中さんには, 歩みを止めない村野さんになりきる 義務 があるのかもしれない
蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブのライブにおいて, メンバーがキャストの技量を上回ることは絶対にない
だからこそ, キャストはメンバーの技量を100%伝えることができるよう努力しなければいけないのだ
野中ここなという声優は怖いくらいにストイックだ
せーはすや生放送でふざけている姿とは裏腹に, 投稿する文章は誠実さに溢れている
初めは棒読みだった村野さやかとしての演技も, たった数話の活動記録で補正してきた
そんな彼女は村野さやかの成長に 応える べく, 日夜努力していることだろう
そして村野さやかが進んでいくかぎり, 彼女の成長も止まらない
そういった 可能性 を感じさせる 説得力 が, あの日のパフォーマンスにはあったのだと思う
我がまま:お散歩日記「藤島慈、史上最大の戦い」
メタ的な観点を抜きにしても, 11月の活動記録は個人的にとても好きな話だった
綴理にとって, そしてメンバーにとって卒業が苦しいことは変わらない
だったらせめて「苦しい」と叫んで区切りを付けよう
そういった綴理の想いには感銘を受けたし, また ひとりカラオケ という自分の趣味を見つめ直すキッカケとなった
この数年で自分は人並みに苦しいことを経験してきたと思うが,「苦しい」と誰かに打ち明けたことはない
なぜ打ち明けないのか
怖い からだ, 相手を 嫌な気持ちにさせる のが
前述したとおり, 今の自分は贖罪のつもりで気を遣うことが多い
そんな中でまた相手を嫌な気持ちにさせてしまったら, 贖罪どころか罪を増やすことになる
そうやって増やした罪は生涯のトラウマとなるわけだ, それは避けたい
ではどのようにしてビッグボイス選手権のような区切りを付けてきたのかと言ったら, ひとりカラオケがその役割を担っていたのだと思う
自分はそれなりに音楽を聴くほうだ
アニメのタイアップだけではなく, 世間の新曲ランキングなんかも日頃からチェックしている
そんな自分が 好きだと思う曲 のポイントは, それが 自分の曲 かどうかなのだと思う
この下半期で自分は何度か人間とカラオケに行ったのだが, その中で1度核心を突かれたことがあった
それは自分が 歌うために音楽を聴いている のでは?という人間からの推察だ
言われてみればそうだ
女性ボーカルの曲をあまり聴かないのも, しあわせハッピッピ!な曲を極端に避けるのも, それらは自分が歌うための曲ではないからなのかもしれない
自分が好きになるのはいつも この歌詞私のことだ... と思えるような, 敗者 について歌った男性ボーカルの曲ばかりだったのだ
誰かに打ち明けられない分, 自分はひとりカラオケでそういった曲の力を借りて「苦しい」と叫んでいたわけだ
そうやって合点がいったとき, 1人の少女が自分の脳裏をよぎった
その少女とは, カラオケが趣味の 瑠璃乃 である
そう, ひょっとしたら瑠璃乃もひとりカラオケで「苦しい」と叫んでいたのかもしれない
彼女はそうやって我慢できる, 我慢してしまうことを自分はよく知っている
だからこそ, 自分はビッグボイス選手権で瑠璃乃に 叫んでほしかった

気持ちは痛いほどわかる
仮に自分があの場に立ったとしても, 彼女と同じように我慢したに違いない
なぜって大三角を困らせたくないからだ
けれども彼女にはあの場で駄々をこねてほしかった
スクールアイドルクラブという 居場所 では 我がまま でいてほしかったのだ
そういった自分の心残りは, 11月の活動記録更新からわずか半月後という ヤバすぎるスピード で解消されることになる
11月末に発売となった藤島のお散歩日記において「ビッグボイス選手権」のワードが出た瞬間に自分は悟った
「シナリオライター(藍藤唯)は我々の心残りすら織り込み済みだったのだ」と
そこからは気持ちいいくらいに藤島が自分の想いを代弁してくれた
私はいっつもるりちゃんを困らせてる分!るりちゃんにも困らせられたいの!
そう, 居場所ってきっとそういうものだ
一方的に気を遣うのではなく, 一方的に我がままになるのではなく
お互いが気を遣い, お互いが我がままになれる関係こそが居場所なのだと自分は思う
そんな藤島に対して, 瑠璃乃は 信じられる からこそ我慢したのだと語った
藤島を困らせたくないだけではない
離れ離れになっても全速力で夢を追いかける藤島が楽しみだから「苦しい」とは叫ばなかった
彼女はネガティブではなく ポジティブな我慢 をしたわけだ
それほどの 覚悟 を見せられては, もはや自分は何も言うまい
ぶつかる壁に風穴を開ける藤島のことを, これからは自分も信じてみようと思う1冊だった
12月
犠牲:104期 活動記録 第8話「みらくる・ざ・ゆにばーす!」
上半期の104期 活動記録 第3話「ゆえに、みらくらぱーく!あり」は, 好きだけでは片付けられない, 自分の バイブル とも言える話だった

楽しいだけの空間だなんだ, 贖罪だなんだと抜かしておきながら, 当時の自分は結局のところ, 瑠璃乃のように誰かを 下に見ていた と気付かされたからだ
その活動記録を経て, 自分は可能な限り 一方的な気遣い を避けるようになった
気を遣いすぎてしまったと感じたら我がままになってみる
我がままになりすぎてしまったと感じたら気を遣ってみる
そのバランスこそが 対等 な関係をもたらすと今の自分は思っている(我がままといっても, 前述したとおり「苦しい」とは打ち明けないが)
そういった心境の変化もあって, 12月の活動記録はかなり心に来るものがあった

藤島の母親が取った行動は, 間違いなく一方的な気遣いだ
勝手に自らの夢を諦めて, それを藤島に悟らせることなく, 彼女の夢を叶えてあげようとした
けれども自分や瑠璃乃と違って, その根底にあったのは 親心 だ
親と子は対等ではない
特に未成年ともなれば, 子は親なしには生きられない
だからこそ, 藤島の母親は自らを二の次にして藤島へ手を差し伸べた
親としてこれ以上ない行動だ
そんな彼女の親心を悟れず一方的にこき下ろす藤島を見て, 瑠璃乃はどれほどの悲痛を抱いたことだろう

これまでの活動記録を通して, 藤島は意図的に 井の中の蛙 として描かれていたと自分は思う
「私はかわいい」と信じて疑わない 自己中心的 な少女は, 楽しかったこと, 苦しかったことを経て, 少しずつ 大海 を知っていった
そして彼女が高校の3年間で知る最後の大海は, 自己中心的な少女がもたらした犠牲だった
あらゆる人たちに迷惑をかけてきた自分は, そういった大海を知ったとき, 罪滅ぼしをすることを選んだ, 選んでしまった
けれども藤島はパイとの問答を経て, 世界一カワイイ自己中 になるべく, 犠牲を背負って進んでいくという 覚悟 を示した

流石は藤島, 自分が信じたメンバーだ
その覚悟によってラブライブ!北陸大会を突破ァ!!!した彼女を励ましたのは, 母親の「これでよかった」という言葉だ

藤島はそうやって背負った犠牲に「これでよかった」と思ってもらえるよう, 全身全力で世界中を夢中にしていくのだろう
18歳の誕生日を迎え, 大人 になった藤島慈の ここから に期待だ
まとめ
:longfox_body:
いや長すぎる, 本当に
生産的な文章を書けているのならいいけれど, どの月も隙あらば自分語りをしてしまった
というのも, 今の自分にとって蓮ノ空は 自己分析 をするための場所だ(自分語り再開)
今までの自分は 2次元 を 俯瞰 していたのだと思う
自分と似た境遇のキャラクターがいなかったから「そういうこともあるんだなぁ」と冷めた目で2次元を見ていた
けれども 大沢瑠璃乃 という写し鏡のような存在に出会って 感情移入 せざるを得なくなってしまった, そういった強制力が彼女にはあった
そして感情移入していく中で, 自分は彼女と何が同じなんだろう, 何が違うんだろうと考え続け, この下半期で加害者と被害者という 過程の違い に辿り着くことができた
今後も, 瑠璃乃の強制力に身を委ねて「このキャラ私だ...」と気持ちよくなるだけではなく, 彼女との 違い を見つけていければいいなと思う
それこそが, 未完成 な自分が 完成 へ向かうための糧となるはずだから
あ, ラブライブ!大会決勝の結果が出る前に(拙いながらも)ブログを書き切ることができたので, せっかくだから 願掛け をしておこう
ラブライブ!優勝っ!
ぽちっ
蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブについての報告(2024年上半期)
蓮ノ空のこと好き好きクラブのみなさん ───
くらおじです
自分が 蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ に触れはじめた今年の1月からちょうど半年が経過したので, この機会に
何故くらおじは突然ラブライバーになったのか?
について, この半年で印象に残った出来事を振り返りながら語ろうと思います
(便宜上ここからは書き言葉)
はじめに
自分はそもそも ラブライバー ではなかった
自分は息をするようにアニメを見る生物で, ラブライブ!シリーズも アニメは 全作品に目を通してきた(好きな作品は虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会, 好きなエピソードは1期第6話笑顔のカタチ(⸝⸝>▿<⸝⸝))
でも本当にそれだけで, アニメ以外の媒体でもラブライブ!シリーズを追うようなラブライバーにはなれなかった
そんな自分が 蓮ノ空(蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ)に触れはじめるキッカケとなったのは 花帆さん(日野下花帆)という おもしれ〜女 である
蓮ノ空の言わずと知れたターニングポイントといえば昨年12月に催された 異次元フェス だが, 当時の自分はメディアミックスとしてのラブライブ!シリーズへの興味が薄かったし, ライブ後に Holiday∞Holiday で ド カ 湧 き しているX(旧Twitter)を見ても食指が動かなかった
自分の食指ポイントはその後で, 異次元フェスから蓮ノ空のファンになったフォロワーがX()に上げていた 活動記録 のスクリーンショットである
そこには 人間をダンボールに押し込もうとしている主人公(と思しきキャラ)の姿があった

何があったん??????
や, この時点ではちょっと錯乱して奇行に走っている程度だろうと思っていた...のだが, その後も続々と当該キャラの 奇行情報 が流れてくる
おもしれ〜女が大好きな自分としては「そんな女に触れないまま生きるのは 損 じゃないか???」と思ったのが, 何よりも蓮ノ空に触れはじめるキッカケとなったわけだ
1月
というわけで今年の1月から見始めた蓮ノ空の活動記録
息をするようにアニメを見る自分としてはアニメ調のストーリーはモチベーションを保ちやすく, 30分アニメ換算で2クールくらいある活動記録を, 合間にFes×LIVEを挟みながら3日間で見終わった(たぶん常人にとってはここが1番の難関だ)
はじめてのかくめい!:103期 活動記録 第1話「花咲きたい!」
第1話ではおもしれ〜女こと花帆さんがスクールアイドルになるまでの過程が描かれた



はじめに, 過保護な母親が原因で青春を謳歌することが出来なかったという花帆さんのバックグラウンドにとても惹かれた
自分が興味を持った花帆さんの奇行は, 当人にとっては失った青春を取り戻すための大真面目な行動だったわけだ(脱走も大真面目である)
そんな花帆さんは第1話の終わりに「学校を変える」という目標を掲げてスクールアイドルになるわけだが, 彼女がその目標に至るまでの過程は実にラブライブ!的で, でもラブライブ!的ではないな〜と感じた

ラブライブ!シリーズとは 革命(REVOLUTION)の物語であると自分は思っている
アニメ以外の媒体に触れていないのでアニメに限った話で申し訳ないが, 無印は当然ながら廃校の阻止という革命を成功させているし, サンシャインではその革命の失敗が, そしてスーパースターではまた新たな革命が描かれた
残る虹ヶ咲についても, 廃校や格差といった要素をあえて取り入れないことで「ラブライブ!シリーズとは革命の物語である」という自分のメタ的な固定観念に革命をもたらしている(そして自分はこういったポジションの作品が好きだ)
そんなセンパイ方にならって花帆さんもレボった(革命思想に染まった)わけだが, そのレボり方はラブライブ!シリーズ(のアニメ)におけるどの作品っぽいかと言われたらたぶんどの作品でもない
1年生が起こす革命という点においてはスーパースターに近いとは思うものの, 両者は 居場所 を 守る ための革命と 作る ための革命で大きく異なっていると感じるのだ
スーパースターの主人公であるかのん(澁谷かのん)がもたらした革命といえば, 彼女が通う結ヶ丘女子高等学校における普通科と音楽科の格差是正なわけだが, それは生徒会長の公約違反によってスクールアイドル活動が過度に制限されたために生じた, 居場所を守るための革命である(この守るための革命というのは廃校絡みの無印とサンシャインにも当てはまると思う)
対して花帆さんはまだ居場所を見つけていないどころか「蓮ノ空には居場所がない」と感じて退学を検討していた中でREVOLUTIONした
その火付け役となったのは パイ(乙宗梢)の「自分のやりたいスクールアイドル活動を正直に親へ伝えた」というエピソードだ
音楽一家の乙宗家にスクールアイドルとしてのパイの居場所はなくて, でも説得によって居場所を作ることができた
そんなパイに触発された花帆さんは「(自分を含めて)蓮ノ空には居場所がないと感じている生徒たちのために学校を変えて居場所を作る」という目標を掲げたわけだ
かっこ
いい
かくして, ラブライブ!シリーズにとって(おそらく)はじめてのかくめい!を起こしたおもしれ〜女に自分は夢中になっていくことになる

大沢瑠璃乃というエゴイスト:103期 活動記録 第9話「ルリ・エスケープ」

大沢瑠璃乃
帰国
(shita big red)
自分語り入りたいです, 何かありますか?
花帆さんというおもしれ〜女に夢中になっていた中で, 第9話にして 瑠璃乃(大沢瑠璃乃)が登場した
厳密に言うと瑠璃乃は第6話にて先行登場していて, 当該エピソードにおける含みのある台詞を受けて自分が ロックオン していたキャラだ

で第9話の感触はと言うと...
このキャラ私だ...
や, 1つ断りを入れると自分は「このキャラ私だ...」という 驕り が苦手だ
お前はフィクションのキャラほどロジカルに生きていないし, 美しいフィクションの世界にお前のような醜悪が入り込む余地はない(アツいシャドーボクシング)
そう思っていた自分の脳内に
完全に一致
(shita big red)
のコメントが浮かび上がってしまったのだ, とても悔しい

そんな 自称大沢瑠璃乃 にとって, 瑠璃乃とは エゴイスト である
第9話では
・スクールアイドルになりたいのは楽しそうだから
・充電切れを隠そうとするのは周りに気を遣われると楽しくないから
・ソロ焼肉とかよゆーで行くくらいひとりでもぜんぜんたのしー
といった感じで, 瑠璃乃の行動原理が「瑠璃乃にとって楽しいかどうか」であることが描かれている
では何故そんな #エゴい キャラが周りに気を遣いすぎてしまうのか
それは 楽しい とは 楽しい空間 ありきだからだ(悲しみに包まれている空間で何かを楽しめる奴がいたら不気味だ)
そして厄介なのは, 我々(自分と瑠璃乃)は楽しい空間ではなく, 楽しい だけの 空間が好きということだ

このひらがな3文字が加わるだけでハードルは跳ね上がる
例えば全国5000万人のめぐ党のみなさんがライブの観客だとして, つまらなそうにしているめぐ党員が1人でもいたら, そのライブは途端に楽しいだけの空間ではなくなってしまうのだ
「自分でハードルを下げれば?」と思うかもしれないがそれは出来ない
だって我々は楽しいことが大好きで, 楽しいことにどこまでも貪欲なのだから(めんどくせぇ〜)

そういった心理が働いて, 我々は誰かと一緒に居るときに 楽しくない という ノイズ を除去しようと奔走するし, 誰かの楽しい or 楽しくないを明確に判定する基準が我々には備わっていないゆえに「この人間は楽しい フリ をしているのでは...?」と疑いをかけてしまう

つまるところ, 我々が気を遣いすぎてしまうのは 疑心暗鬼 の表れなのだ
そんな疑心暗鬼に陥った我々が辿り着いたのは 独り だった

独りは良い, なにせ簡単に楽しいだけの空間に出来るんだから
瑠璃乃は釣りとカラオケとバッティングセンターが趣味だが自分の趣味はカラオケだけなので, 今度釣りとバッティングセンターも体験してみようと思う(当然独りで)
でも, やっぱり独りにも限界がある
カードゲームは対戦相手がいたほうが楽しいし, カラオケだって独りで歌いきれない曲をみんなで歌いきれたらもっと楽しい(と自分は思う)
だからきっと我々は「この人間は楽しいフリをしない」という確信を持てる相手を欲していて, 第9話以前の瑠璃乃にとって, その相手は幼馴染の藤島(藤島慈)だったわけだ

そんな我々に, いや瑠璃乃に花帆さんは手を差し伸べてくれた
充電切れすら 個性 だと受け入れて, 瑠璃乃の個性を尊重しようと奔走してくれた
そのまっすぐな姿はまさに我々が欲していた「楽しいフリをしない相手」で, 花帆さんとの 繋がり によって瑠璃乃に新しい 居場所 ができたことが自称大沢瑠璃乃として自分のことのようにうれしかったのを覚えている
フィクション は自分にとって 救い であることを改めて実感したエピソードだった

あっ例のダンボールきたあああああああ!!!!!!!

2月
楽しいの押し付け:103期 活動記録 第17話「ルリ思う。」
みなさんは「絶対ウケる!!!」と思って披露したネタがダダ滑りしたことはあるだろうか?
自分はありまくりだ(照)
で, なんでこんなことが起こるのかというと, 人間には 個性 があるからだ(決してネタがおもんないからではない, 決して)
前述した第9話にて瑠璃乃の気持ちが花帆さんにはぜんぜんわからなかったように, 人間とは 違う ものだ

それは 楽しい においても同様で, 例えば自分は「独りで歌いきれない曲をみんなで歌いきれたら楽しいだろうな〜」と思って人間をカラオケに誘うわけだが, ありとあらゆる曲を独りで歌いきれるプロ級の人間からしたら「独りで歌わせてくれよ」という感じだろうし, そもそも気を遣って誘いに乗ってくれているだけで歌うのが楽しくない人間だっている
そういった違いに気付けずにいると, 自分が楽しいと思うことを誰かに強要する 楽しいの押し付け が発生してしまうのだ
そして自分は過去に1度大きな押し付けをしてしまったトラウマがあるので, このことを念頭において人間と接している
2月の活動記録は, そんな楽しいの押し付けについてのエピソードだった

充電切れのままWith×MEETS配信をしていた瑠璃乃は, そういった配信を楽しいと思うファンもいることを知る
楽しいだけの空間が好きな瑠璃乃はその少数にも手を差し伸べることを藤島に提案するわけだが, 肝心の藤島は聞く耳を持たない感じで, しまいには「瑠璃乃の発想は経験の浅さから来るものだ」と一蹴した
で, 何故こんなすれ違いが生じてしまったのかといったら, 藤島はまさに楽しいの押し付けをしていたからだ
瑠璃乃の言うとおり, 藤島の周りにはいつも人が集まってきたのだろう

でも 集まってきた ということはきっとその人たちは楽しいと思うことが藤島と 同じ で, そんな同じ人たちに担がれながら藤島はここまで来てしまった
だからそもそも藤島は違いというものに気付けずにいて「元気がない子にこそ盛り上がってる声を聞かせてあげよう」と的外れな回答をしてしまったのだ
そんな藤島はシャッフルユニットで瑠璃乃とバチバチにやり合うわけだが, そのシャッフルユニットの曲である ハッピー至上主義 が自分はとても好きだ

何故って, 楽しいの押し付けが形を成した 悪趣味 な曲だからだ
曲中でハッピーの代表と豪語する藤島が何を楽しいと思っているのか, その答えは しあわせハッピッピ!な曲で体を動かすことだった
それは確かに藤島が見てきた狭い世界では正解だ
でも瑠璃乃が見てきた広い世界では正解ではなかった
Colorfulnessを聴くまでもなく, この曲で誰かの楽しいを蔑ろにした時点で, 瑠璃乃との今晩の喧嘩 は勝敗が決していたように思う
けれども, 藤島は0点の解答をしたわけではないし, 瑠璃乃も100点の解答をしたわけではない
Colorfulnessの楽しさがわからない人は当然いるだろうし, 今の採点者にとってはColorfulnessが100点だとしても, 心境の変化があればハッピー至上主義が100点になることもある
だからこそ, いつでも100点が取れるように瑠璃乃と藤島が手を取り合う, それこそがみらくらぱーく!の本質なのだと思う
3月
勇気のバトン:103期 活動記録 第18話「いずれ会う四度目の桜」
佐知先輩(大賀美沙知)の卒業へと向かっていった3月
自分は1月から蓮ノ空に触れはじめたので, 佐知先輩とはわずか3ヶ月の付き合いとなった
でもその3ヶ月で思い入れが生じるほど彼女は印象に残るキャラクター造形をしていたし, 自分は以前からキャストの小原さん(小原好美)の声が好きだったのもあって, 好き好きクラブのみなさんと同じくらい別れを惜しんでいたと思う
そんな佐知先輩から受け取った八重咲ステージで行われる3月のFes×LIVE
そのライブで2度目の披露となったのが, これまた佐知先輩から受け取った曲である ツバサ・ラ・リベルテ だ

実を言うと, 自分は何も花帆さんがおもしれ〜女だからという理由だけで蓮ノ空に触れはじめたわけではない(後出し)
確かに花帆さんは何よりもキッカケとなったわけだが, そこから自分を後押ししたのはこのツバサ・ラ・リベルテという 一番いい曲 だ
去年の12月末にこの曲をはじめて聴いて, その 強さ から作中のターニングポイントで披露されることは薄々勘付いていたものの, 歌詞がどういった意味を持つかまではわからなかった
その上で「この一番いい曲のことをもっと知りたい!」と思ったのも蓮ノ空に触れはじめたキッカケの1つである
そして答え合わせとして, ツバサ・ラ・リベルテは人身御供となってスクールアイドルクラブを去った生徒会長が キミたちのために作った曲 だった
このキミたちが103期スクールアイドルクラブを指すのか, はたまた蓮ノ大三角を指すのかは人によって解釈が分かれそうなところである(自分は後者だと思っている)
それは置いておいて, この曲は佐知先輩という作曲者本人の口から 他者のための曲 だと明言されたし, 彼女がこの曲を託した時点ではそういった意味合いだけがこもっていたように思う
でも, 3月のFes×LIVEで披露されたツバサ・リ・ベルテは大賀美沙知という 自己のための曲 でもあったと自分は思っている
スクールアイドルクラブを抜け, 生徒会長として学校の体制と向き合いながらも, ついぞ自由を得ることができなかった ひとつのツバサ
そんな彼女が学校からの卒業によって得るのは 不本意な自由 で, 学校に自由をもたらせなかった悔しさで押し潰されそうになることもあったかもしれない
でも ツバサはもうひとつじゃない
ネット禁止令を覆したように, 蓮ノ空には佐知先輩の自由に向かおうとする意志を継ぐ むっつのツバサ があって, そしてこれからもきっとその意志は継がれていく
そんな 勇気のバトン がゴールを切るのはいつになるのだろうか
もしかしたら100年後とか, そういう途方もない年月が必要になるのかもしれない
でも, 1番大事なのはバトンを 繋ぐ ことだ
例え自分の代では叶わなかったとしても, いつの日か学校に自由をもたらせると信じて
だからあの瞬間のツバサ・ラ・リベルテは, 八重咲ステージという新たな勇気のバトンを手に, 103期スクールアイドルクラブが佐知先輩を羽ばたかせるための 応援歌 だったように思う

4月
ぜんぜんちがう:2nd Live Tour 〜Blooming with ○○○〜<千葉公演>Day.2
自分にとって蓮ノ空の初現場は2ndライブの千葉Day.2となった
たぶん常人はそれより前にFes×Liveの応援上映とかに足を運ぶことになるが, 自分は片田舎で過ごしているので今年の1月からこのライブまでずっと蓮ノ空の現場を知らないままだった
今までのラブライブ!シリーズとは打って変わって自分が現実のライブに足を運んだのは, 花帆さんを見習って自分のラブライブ!シリーズへの姿勢に革命を起こしてみようと思ったから ───
とか言いたいところだが, まぁ実際のところ「X()のフォロワー諸氏が足を運んでいたから」という受動的な理由が1番大きい
で, 初現場の感触としては...

ん
うん
ぜんぜんちがった, ギャップが凄まじかった
観客の動きがやかましいのは想定済みだ, でも声までやかましいのは自分の想定をゆうに越えていた(メガネパリーン)
や, このギャップはひとえに自分がFes×Liveを経て幻想を抱きすぎたのが悪い
Fes×Liveは伴奏と生歌以外の音が一切聴こえない 神聖な儀式 で, 現実のライブにもそういった 神聖さ を求めてしまったわけだ
加えて, 自分は活動記録 第9話「ルリ・エスケープ」に感銘を受けたところがあるので, 自分と 同じ ように周りの観客に気を遣いすぎる自称大沢瑠璃乃が観客席を埋め尽くしていると思っていた
でも前述したとおり人間とは 違う もので, 自分に唾を飛ばしながら「こ゛な゛ち゛〜゛!゛!゛!゛」と叫び続ける成人男性がいたり, ペンライトを振りすぎて前方の観客にぶつける成人男性がいたりと自分の周りの観客は カオスが極まっていた(お前らルリ・エスケープちゃんと読んだか???)
自分はその楽しいだけの空間には程遠いライブに疲れてしまって, 自分の左隣が自称大沢瑠璃乃と思しきファンじゃなかったらライブを途中退席していたかもしれない(が, それはもったいないしキャストに失礼なのでやらない)
とにかく, 自分にとっての初現場は観客のことばかり考えてしまって集中できないものだった
断言できるのは 当時の自分は Fes×Liveの方が楽しいと思ってしまったことだ
つるのきもち:104期 活動記録 第1話「未来への歌」
楽しい〜〜〜〜〜〜〜〜〜
や, コレである
観客の声が一切聴こえない神聖な儀式
自分は蓮ノ空にこの神聖さを求めているのだな〜と改めて思った
そう思っていた矢先, 衝撃が走る
「私たち3人ではじめて歌います」
「せ〜の...」
「「「アイデンティティ!!!」」」
♪ 謎のブラス
!?!?!?!?!?!?
や, 蓮ノ空は今を生きる作品なので, 期ごとに変わっていくものはあるだろうな〜と思っていた
でも, こんな原曲の良さを帳消しにしかねないリアレンジをしてくるとは...
そうやって放心状態になった後気付いたのは, この過度なリアレンジに キャラクターの追体験 という意図があったかもしれないことだ
4月の活動記録にて, 新入部員の 吟子(百生吟子)はスクールアイドルクラブに芸楽部の 想い が繋がっていることを確かめるために, 逆さまの歌 という祖母が愛した曲を探していた
結果として, その曲は姿と形を変えて Reflection in the mirror という伝統曲になっていたわけだが, 吟子はどうしてもそれが受け入れられない

気持ちはわかる, 歌詞だってメロディだって違ったら, スクールアイドルクラブが芸楽部の想いを反故にしたと感じるだろう
そんな吟子に, 花帆さんは「想いは繋がっている」と諭した

みんなこの曲が大好きだったから, この曲をもっと素敵な歌にしようとがんばって, その積み重なった想いで今に繋がっていると
何事においても, 今 の美しさを取り入れて姿と形を変えながらそれを残していくのか, 過去 の美しさを留めたままそれが歴史に埋もれていくのか, というのは難しい問題だ
その問題に, 花帆さんは Reflection in the mirror という積み重なった想いを通して「想いを未来に届けることが大事だ」という答えを出したわけだ
いい
はなし

そんな4月の活動記録を経てFes×Liveで披露された伝統曲の104期ver.は過度なリアレンジが加えられていて, 誰もが「自分の愛した伝統曲じゃない!別物だよ!」と思ったことだろう
でもその吟子と同じ 痛み こそが, 我々が百生吟子という新入部員を理解し, 4月の活動記録を読解するために必要なステップだったように思う
5月
エンドロール:2nd Live Tour 〜Blooming with ○○○〜<兵庫公演>
千葉Day.2の項目で「当時の自分はFes×Liveの方が楽しい〜」と言ったのは, 逆にこの兵庫公演はFes×Liveより楽しかったからだ
兵庫Day.1の現地にて, 座席に着くや否や左隣の成人男性が痛バッグを装備しているのが目に入ったときはギョッとしたし, その成人男性がアニクラモードに突入して自分の座席スペースまで占領し始めたときは「やっぱりFes×Liveの方が楽しいな〜」とか思ってしまったのだが, 彼も自分が窮屈そうにしているのを見てからは占領をある程度やめてくれたので, それだけで万々歳だ
加えて 幕張メッセとかいうゴミカス と比べて神戸ワールド記念ホールのスタンド席は遥かに見晴らしがよく, 自分は後方席だったためキャストを直接視界に収めるとまではいかなかったもののモニターはハッキリ見えたし 幕張メッセとかいうゴミカス と比べてキャストのパフォーマンスにとても集中することができた
で, そんな集中できた兵庫Day.1を一言で表すとすれば...
ありがとう・・・(成仏)
コレに尽きる
自分は蓮ノ空において, 伝統曲を筆頭とした 想像の余地 がある曲が好きなのだが, このライブで披露された 明日の空(明日の空の僕たちへ)はまさにそれである
この曲は本当に恐ろしい, 想像の余地しかない
・作中における作詞・作曲メンバーの情報:なし
・作中における伝統曲orオリジナル曲の情報:なし
・作中での曲披露:なし
・作中での言及:なし
いや なんもない feat. 星街すいせい, sakuma. にも程があるだろ
そしてこれらの情報はキャストにすら知らされていないという徹底ぶりで, コレはもう想像の余地が意図されたものであるとしか思えない
で, そんな意図された余地で自分が想像したのは ラブライブ!決勝敗退後の103期スクールアイドルクラブ である
「花開く」という花帆さんを連想させるフレーズからオリジナル曲であることはほぼ間違いないとして, 何故ラブライブ!(大会)の決勝敗退後という条件付きなのかといったら, それはこの曲が 悲哀 に満ち溢れているからだ
明日の空が収録された夏めきペインは去年の9月発売の1stアルバムで, この時点で活動記録は第11話「スクールアイドルクラブのために!(?)」まで更新されている
でも藤島を迎え入れての第11話は悲哀というよりかはむしろこれからの 期待 に満ち溢れたエピソードで, それ以前の活動記録もなんというかこの曲へと昇華される悲哀が足りなかったと自分は思っている
では103期スクールアイドルクラブにとって1番の悲哀はどのタイミングで生じたのかと言ったら, それはやはり ラブライブ! における 決勝敗退 だろう
102期スクールアイドルクラブは, 藤島の怪我, 沙知先輩の退部, 綴理へのスカウトという外的要因によって やむを得ず ラブライブ!優勝という夢が叶えられなかった
でも, 103期スクールアイドルクラブは誰1人欠けることなく 万全の状態 でラブライブ!に挑んだにも関わらず, あと一歩のところでその手が届かなかった
明日の空で繰り返される「叶えた夢のその向こうにはどんな未来が待ってるのだろう」というフレーズには, そんな103期スクールアイドルクラブの 悔しさ が込められていると自分は受け取ったのだ

そしてこの辺りの想像は, 自分が1月の活動記録を見る前から行っていた
1月の活動記録は Dream Believers を流しながらOPの高台イラストを再現して〆というなかなかニクいことをやってくれているのだが, 自分の脳内ではその後も 明日の空を主題歌としたエンドロール が流れ始めた
小窓で活動記録を振り返りながらのエンドロール
そんなイメージが容易に湧くくらい自分はこの曲に強い思い入れがあったし, ここで流れてこそだと思っていた

かくして, 自分は ラブライブ!決勝敗退後 の 103期スクールアイドルクラブ による明日の空の披露を欲していた
この2つの条件を満たしていないとダメなのだ(思想強め)
そして, 兵庫Day.1はそんな自分の夢を叶えてくれた
しかも配信で視聴した兵庫Day.2では 103期で歌う最後の曲 という エンドロール として...
もう一度言う
ありがとう・・・(成仏)
兵庫公演は「蓮ノ空は自分の 夢 を叶えてくれたのだからその 恩 に報いなければ ───」と, 自分が完全に ラブライバー へと変貌を遂げるライブとなった
6月
もう1人の大沢瑠璃乃:104期 活動記録 第3話「ゆえに、みらくらぱーく!あり」
や☝️おま☝️ソリでい‼️🤓
6月の活動記録では, 瑠璃乃の 決め付け という悪癖が描かれた
自称大沢瑠璃乃として, 藤島の言葉が自分にも突き刺さる
瑠璃乃が自分を二の次にして 安養寺(安養寺姫芽)がうまくいくように根回ししていたのは「安養寺を仲間だと思えていないから」だと
藤島は気を遣ってオブラートに包んでくれたが, 結局のところ我々(自分と瑠璃乃)がやっているのは相手を下に見る行為に他ならない
前述した 疑心暗鬼 に加えて「自分と比べて相手は楽しいだけの空間を作ることに長けていないから手伝ってあげよう」という, そういう 上から目線 の決め付けによって, 我々は相手に気を遣いすぎてしまうわけだ

なんてミジンコなのだろう, こんなのは安養寺が言う「現代に生誕せし博愛の聖女」とは正反対だ
でも, 藤島の言葉を受けてなんというか気が楽になったのは, 自分の間違った気遣いを誰かに「間違ってるよ」と言ってもらいたかったからだろうか
そんな我々に, いや瑠璃乃に藤島が一言

藤島
いや...
藤島さん
や,「現代に生誕せし博愛の聖女」ってコッチだよな?
実を言うと, 自分は藤島のことが苦手だった
・「世界征服」だの「全人類ついて来い!」だのほざいておきながら, それらを構成する人間が 違う ことに気付けなかった視野の狭さ
・自分の可愛さを届けることを優先する エゴさ
・そして """ 巨 """
コイツはいつか瑠璃乃を捨てて, 仲のいい友達とどこかへ行ってしまうんだろうなと, そう思っていた
でも違った
藤島はその視野の狭さゆえに眼前にいる相手のことを誰よりも理解していたし,「瑠璃乃の前でいいところを見せたかった」という行動原理からして, 間違いなく瑠璃乃だけをトクベツ扱いしていたのだ

そんな藤島の「瑠璃乃が間違っていようと1人にはしない」という 覚悟 には, 花帆さんが瑠璃乃に手を差し伸べてくれたとき以上に自称大沢瑠璃乃として込み上げてくるものがあった

そして6月の活動記録はここからも見どころで, 実は104期スクールアイドルクラブには もう1人の大沢瑠璃乃 がいることが判明する
それが, 瑠璃乃に仲間だと思われていなかった 安養寺姫芽 その人である
正直自分としても, 当初は瑠璃乃と安養寺は似ても似つかないな〜と思っていた
むしろ2人は勝負事の世界という意味で対極に位置していて, 活動記録ではバチバチの口論が繰り広げられると予想していた好き好きクラブのみなさんも多いだろう
でも実はこの2人 決め付け という悪癖が同じだったのだ
安養寺はたびたび「瑠璃乃と藤島にゲームを1000時間プレイさせたい」という 発作 を披露しているが, あの発作ってつまり決め付けなのである
ゲームに人生を費やしてきた安養寺は, 瑠璃乃と藤島をファンとしてリスペクトしながらも, 2人をゲーム仲間だとは思っていない
ゲームを1000時間プレイすることで, はじめて2人は安養寺と同じ領域(ステージ)に立てると決め付けているわけだ

そうなると「瑠璃乃が安養寺にゲームで勝つ」というのは重要な意味を持つことになる
だってそれは これからの瑠璃乃 と 今までの瑠璃乃 の戦いなのだから
そして瑠璃乃は安養寺の決め付けを覆すかの如く, 1000時間には到底及ばない練習時間で本気の安養寺から1勝をもぎ取った
たった1勝
されど1勝
これからの瑠璃乃にとってはその僅かな 可能性 だけでも, 安養寺が瑠璃乃の決め付けを覆して 最強 のみらくらぱーく!になれることを信じるキッカケとなったのだ
:polarbear_crying:
まとめ
というわけで, はじめに出した 問
何故くらおじは突然ラブライバーになったのか?
についての 解 は
蓮ノ空が 明日の空の僕たちへ という 夢 を叶えてくれたから
だった
他にも「花帆さんというおもしれ〜女のことをもっと知りたいから」であったり「自称大沢瑠璃乃として瑠璃乃と一緒に成長したいから」であったり色んな要因が存在するが, やっぱり自分が ラブライバー であるという自覚が芽生えたターニングポイントは2ndライブ兵庫公演の明日の空だ
そんな夢を叶えてくれた恩を返し切るまでは蓮ノ空に骨を埋める覚悟だが, 恩がデカ過ぎるので106期以降も蓮ノ空という作品が続いていくのだとしたら大変だな〜と思う
いや, 正確には例え我々が106期以降の蓮ノ空を垣間見ることが出来なくなっても蓮ノ空女学院は確かにそこにあるし, 我々はずっと想像を続けていくのだろう
蓮ノ空は絶えず 今を生きる わけだ
なんだか話があっちこっちに行ってしまったが, つまるところこのブログは自分が蓮ノ空から受け取ったものを残すための記録だった
今後も半期ごとに自分が受け取ったものを残せていけたらな〜と思う
じゃあ... ルリが終わらせるね...
ぽちっ